芝裕起、滝梓、
芝滝幸は、会社員、映像撮影・編集、俳優と異なる領域で活動しながら2019年に創作を始めた。“日常”に民話や伝承、超常的な存在、記憶、時間、空間、音といった別次元のレイヤーを重ねることで想起されるフィクションを軸に、そこから映画的体験が起こるのを目標として映画の自主制作を続けている。2021年に「あっちこっち、そっちどっち」、2023年に「つちのちのちうち」を制作し、現在は3本目の撮影に向けて準備中だ。
「つちのちのちうち」には米川幸リオンの両親であるLawrence Pikusと米川静香が出演。滝とともに声で参加した米川幸リオンは、実家へ帰省した際の両親との思い出を振り返りながら「どこか知らない人にも思えるこの老齢の二人が暮らす家に流れる時間を覗くことができるのなら何が見えるだろうか、そのような興味が湧いてきました。そのアイディアをメンバーの芝と滝にシェアしたことがきっかけとなって、本作『つちのちのちうち』は制作へと至りました」とつづった。YouTubeでは予告編が公開中だ。
上映会の参加申し込みは、専用のフォームにて受付中。なお一部の回では上映後にトークイベントが行われ、7月13日14時の回に映画監督・俳優の
映画「つちのちのちうち」予告編
映画「つちのちのちうち」上映会
京都府 The side
2024年7月13日(土)14:00~ / 18:00~
2024年7月14日(日)13:00~ / 17:00~
<トークゲスト(予定)>
7月13日(土)14:00の回 鈴木卓爾
7月14日(日)13:00の回 中間アヤカ
料金:予約 900円 / 当日 1000円
※日・英字幕付き
※受付・開場は開映30分前から
※鑑賞料金は当日現金精算
※映画上映は1時間、終映後のトークは30分程度の予定
米川幸リオン コメント
両親はまもなく七十歳を迎えようという頃だった三年ほど前の夏、実家へ帰省した際に突然庭へと連れ出され、二人にとってここ最近の生きがいとなっているガーデニングのこだわりのあれこれを説明されました。この木になる果実は今年は酸っぱくて食べられたものではないだろうけどでも数年後には、とか、この花は種を落とすから何年もすればもっと一面に、とか、この植物の管理はここをこうこうこういうようにすることでゆくゆくはこういうふうに育っていくだろう、とか。一時間以上は続いたガーデニングツアーを楽しみつつも、でもその間ずっとわたしは戸惑ってもいました。これまで両親のことを(それが実際に合っているのかどうかはさて置き)わたしはわからないと思ったことはありませんでした。しかし今目の前で汗をかきながらいきいきと話す両親のその姿は、楽しそうに土をいじっているその後ろ姿は、その際の手つきひとつひとつが、わたしの知っていた両親とはまるで違っていました。そうしてなんとも落ち着けようのない気持ちのまましばらく眺めているうちに、どこか知らない人にも思えるこの老齢の二人が暮らす家に流れる時間を覗くことができるのなら何が見えるだろうか、そのような興味が湧いてきました。そのアイディアをメンバーの芝と滝にシェアしたことがきっかけとなって、本作「つちのちのちうち」は制作へと至りました。
米川 幸リオン @08Leon22
映画ナタリーさんにご紹介いただきました!
映画『つちのちのちうち』上映会は、7月13日(土)と7月14日(日)に、京都・The sideにて開催いたします。
みなさまのご来場を、心よりお待ちしております!
⇩ご予約はこちら⇩
https://t.co/nplPInFPEB https://t.co/KorbQCtmcI