和歌山毒物カレー事件を紐解く「マミー」特報、林眞須美が水をまく場面も収録

2

127

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 31 90
  • 6 シェア

和歌山毒物カレー事件を追ったドキュメンタリー映画「マミー」の特報がYouTubeで公開された。

「マミー」新場面写真

「マミー」新場面写真

大きなサイズで見る(全13件)

「マミー」メインビジュアル

「マミー」メインビジュアル[拡大]

1998年7月に発生した同事件では、猛毒のヒ素を混入させたカレーが夏祭りで提供され、小学生を含む4人が死亡。容疑者となった林眞須美は容疑を否認していたが、2009年に最高裁で死刑が確定した。今も彼女は獄中から無実を訴え続けている。「マミー」は最高裁判決に異議を唱え、目撃証言や科学鑑定の反証を試み、保険金詐欺事件との関係を読み解いていく作品。夫・健治が自ら働いた保険金詐欺の実態を語るさまや、確定死刑囚の息子として生きてきた長男・浩次(仮名)がなぜ母の無実を信じるに至ったのかを打ち明ける場面なども捉えられている。

「マミー」新場面写真

「マミー」新場面写真[拡大]

「マミー」新場面写真

「マミー」新場面写真[拡大]

特報には「教育熱心な母親ではありました」という言葉や、自宅に押し寄せるマスコミにホースで水をまく眞須美の様子を収録。このたび到着した新場面写真では、眞須美が家族に宛てた直筆の手紙、眞須美が収容されている大阪拘置所へ向かう健治の姿などが切り取られた。

「マミー」の「鑑賞ガイド」付き全国共通特別鑑賞券。

「マミー」の「鑑賞ガイド」付き全国共通特別鑑賞券。[拡大]

一部劇場や配給会社・東風のオンラインショップでは、事件の年表と最高裁判決文を掲載した「鑑賞ガイド」付き全国共通特別鑑賞券が販売される。

テレビドキュメンタリーを制作してきた二村真弘の映画初監督作「マミー」は、8月3日に東京のシアター・イメージフォーラム、大阪・第七藝術劇場ほかで公開される。

映画「マミー」特報

この記事の画像・動画(全13件)

(c)2024digTV

読者の反応

  • 2

ちー @1102chichichi

観るか…観ないか… https://t.co/GHSv97YxQU

コメントを読む(2件)

二村真弘の映画作品

リンク

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 マミー / 二村真弘 の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。