ニカラグアで製作された長編映画が公開、舞台は国家最大級のゴミ捨て場

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ニカラグアで製作された長編映画「La Hija De Todas Las Rabias」が「マリア 怒りの娘」の邦題で、2024年2月より東京・ユーロスペースほか全国で順次公開される。

「マリア 怒りの娘」場面写真

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「マリア 怒りの娘」日本版ポスタービジュアル

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本作は、ニカラグアの首都マナグアにある国家最大級のゴミ捨て場ラ・チュレカを舞台にした物語。11歳の少女マリアは、美しい湖のほとりに広がるゴミ集積場の近くで母と暮らしている。母は飼い犬を売って暮らしの足しにしようとするが、不意の出来事により失敗。トラブルを解決するため、マリアをリサイクル施設に預け町へ出かける。「すぐに戻る」という母の言葉を信じて待つマリアだったが、母は何日経っても戻らない。言葉にならない怒りを募らせるマリアは施設を抜け出し、母を捜す旅に出るのだった。

「マリア 怒りの娘」場面写真

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「マリア 怒りの娘」場面写真

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ローラ・バウマイスターが監督を務め、アラ・アレハンドラ・メダルバージニア・セビリアカルロス・グティエレスノエ・エルナンデスダイアナ・セダノが出演する。「燃ゆる女の肖像」のパラ・ワンが楽曲を担当した。貧困が大きな課題となっているニカラグアでは映画産業が発達しておらず、国内で製作された長編映画はこれまで数本のみ。本作はニカラグア出身の女性監督による初めての作品となる。なおニカラグアのほかメキシコ、オランダ、ドイツ、フランス、ノルウェー、スペインが製作国として参加した。

※記事初出時、事実と異なる記述がありました。お詫びして訂正します。

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(c) Felipa S.A. - Mart Films S.A. de C.V. - Halal Scripted B.V. - Heimatfilm GmbH + CO KG - Promenades Films SARL - Dag Hoel Filmprooduksjon as - Cardon Pictures LLC - Nephilim Producciones S.L. ‒ 2022

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