「どうする家康」新キャストに宅麻伸、忍成修吾ら13人決定 作間龍斗は豊臣秀頼役

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松本潤主演の大河ドラマ「どうする家康」の新キャスト13人が明らかに。宅麻伸忍成修吾池内万作高橋努阿部進之介武田幸三網川凛濱津隆之村杉蝉之介隈部洋平長友郁真でんでん作間龍斗HiHi Jets / ジャニーズJr.)が参加することがわかった。

「どうする家康」の新キャスト。左上から時計回りに宅麻伸、忍成修吾、池内万作、作間龍斗、でんでん、高橋努。

「どうする家康」の新キャスト。左上から時計回りに宅麻伸、忍成修吾、池内万作、作間龍斗、でんでん、高橋努。

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古沢良太が脚本を手がけた本作では、徳川家康の生涯が描き出される。宅麻は豊臣秀吉の友であり五大老の前田利家、忍成は人望厚い豊臣家家臣・大谷吉継(刑部)、池内はキリシタン大名・小西行長、高橋は石田三成が三顧の礼をもって召し抱えた武将・嶋左近、阿部は黒田官兵衛の息子・長政役で出演。また武田は徳川との婚姻関係を画策する豊臣の武将・蜂須賀家政、網川は豊臣から家康支持に転じる知将・藤堂高虎、濱津は豊臣政権を司る五奉行の最古参・浅野長政、村杉は五奉行の筆頭で老獪な徳善院玄以(前田玄以)、隈部は五奉行で外交政策に長けた増田長盛、長友は五奉行最年少の長束正家に扮する。でんでんは秀吉の唐入りを先導した政治顧問・西笑承兌(さいしょう・じょうたい)役、作間は秀吉とその側室・茶々(淀君)の次男である秀頼役でキャスティングされた。

宅麻は「久々の大河出演、出演者の方々と共にセットの素晴らしさ…いつ来ても感動します」「今までの頭の中にある戦国時代、人物、人物の関わり…新しい姿、形で新たに理解していける事が楽しいですね」とコメント。作間は「尊敬する俳優さんの中で、『圧倒的な脅威』を視聴者の皆さんに感じていただけるか、自分の中で燃え上がっています」と意気込みを述べた。そのほかの出演者のコメントは以下の通り。

「どうする家康」はNHK総合で毎週日曜20時よりオンエア。NHK BSプレミアム、BS4Kでも放映されている。

宅麻伸 コメント

前田利家役の宅麻伸。

前田利家役の宅麻伸。[拡大]

演じる人物の印象は?

前田利家が槍使いの名手で在ったこと等は描かれてはいませんが、家康との関係を含めて知る限りの人物像を心に…演じられたらと思っています。

利家に対するイメージ

やはり、秀吉の友と言える数少ない武将。
豪快でありながら強さを秘め、冷静に物事を見る力を備える人物のイメージを持っています。

2006年「功名が辻」以来の大河ドラマ出演。久々に大河の現場に来た感想は?

久々の大河出演、出演者の方々と共にセットの素晴らしさ…いつ来ても感動します。

これまでも石田三成や松平信康など、家康とゆかりの深い役を演じてきている。過去の大河で、特に思い出深いエピソードは?

「徳川家康」の時、切腹を命じられた信康が雨の中、父を訪ね家康と父子の別れを寡黙乍らも話す場面は、今も思い出すほど記憶に残っています。
家康の背負う物の大きさを改めて感じる場面でした。

古沢作品の魅力は?

やはり、今までの頭の中にある戦国時代、人物、人物の関わり…新しい姿、形で新たに理解していける事が楽しいですね。

家康役の松本潤と共演して

こんなに綺麗な狸は居ないだろ~と思いながらも新たな家康像として観させていただいていますが、
利家が去った後、本領発揮の家康と演れ無いのが残念です。

忍成修吾 コメント

大谷吉継(刑部)役の忍成修吾。

大谷吉継(刑部)役の忍成修吾。[拡大]

演じる人物の印象は?

病気の症状を隠す為に肌を覆っていたというビジュアルの印象は強いです。戦の指揮もとれて政治の手腕もある優秀な人。三成との友情も魅力的です。大谷吉継を演じさせていただくにあたって自分のなかでは義理堅いが少しミステリアスな印象があります。さらには三成よりも武士らしい気骨もあり文治派と武断派の間を取り持とうとする大事なポジションだと思います。

思いもよらぬ「どうする家康」への出演、とても嬉しいです。家康の人生でもとても重要な場面に登場出来て光栄です。

大谷に対するイメージ

優秀な縁の下の力持ち。とても切れ者のイメージはありますが、前に出て来て目立つ様な印象はありません。どちらかというと事を荒立てない様な調整役の印象です。ただし、事が起きれば義を重んじる侍らしいところが魅力です。真田信繁の義父であるのも好きなところです。

今までの大河ドラマの現場で記憶に残っていること、思い出深いエピソード

今回も朝鮮出兵から登場させていただきますが、以前、「軍師官兵衛」にも朝鮮出兵のエピソードで出演させていただいたことがありました。その時は小西行長を演じさせていただいたのですが、今回のカツラがその時のものと同じと伺ってなんだか嬉しく思っています。

古沢作品の魅力は? また「どうする家康」で楽しみにしていることは?

観る人を飽きさせない展開やセリフがとても魅力的です。
関ヶ原に向かっていく三成と大谷のやりとりも楽しみです。

三成役の中村七之助、家康役の松本潤と共演して

七之助さんは初めてご一緒させていただきますが、とても良いお声で感動しました。
松本さんはとても熱量があって、その存在感やエネルギーにこちらも触発されております。
頼もしいお二人なので胸を借りて大谷刑部の最期まで演りきりたいです。

池内万作 コメント

小西行長役の池内万作。

小西行長役の池内万作。[拡大]

演じる人物の印象は?

小西行長は、今まで演じた中でも屈指の興味深い人物だと思います。
薬屋に生まれ商人から武将へ、秀吉の家臣へと取り立てられ戦国の世で出世をしていったキリシタン。
そして言い方悪くて申し訳ないんですが、小西行長のような無茶苦茶な嘘を(しかも何度も)ついた人を他に知りません。
その嘘は豪胆さからか小心さゆえか、はたまた博愛主義からだったのか。

今までの大河ドラマの現場で印象に残っていること

「龍馬伝」で三条実美を演じさせていただきましたが、役をどうするかで話し合いとなり初日の撮影で「熱血バ ージョン」と「やらしいバージョン」を二通り撮影したのが印象的でした。

古沢作品について

古沢さんの作品にも出演させていただいています。ドラマ「リーガル・ハイ」では、ガラの悪いお兄さん。そして映画「THE LEGEND & BUTTERFLY」では織田家中随一の猛将、柴田勝家を演じさせていただきました。どちらの役もとても楽しく演じさせていただきました。
小西行長もかなり興味深い人物。なので負けないように楽しみたいと思います。

秀吉役のムロツヨシ、三成役の中村七之助、家康役の松本潤と共演について

まだ撮影して数日ですが、時間が経つにつれてなんとなくチーム感が出てくるのがご一緒していて面白いですね。
個人的に、豊臣家の家臣団の一員として関ヶ原に突入していくのが楽しみです。
そういえば関ヶ原の戦いは初参戦かもしません。どんな撮影になるのか今からとても楽しみです。

高橋努 コメント

嶋左近役の高橋努。

嶋左近役の高橋努。[拡大]

演じる人物の印象は?

嶋左近、まずは謎大き人物という印象です。
武将として有名でカリスマ性もある人物なので、どこかキレのある芝居が出来ればと思ってます。
松本潤さんとは長年お酒を酌み交わしてきた仲ですが、初共演で、更に「どうする家康」の世界に入れることが嬉しく光栄です。

今までの大河ドラマの現場で印象に残っていることは?

「西郷どん」の際、ロケで初めて奄美大島に行けたこと、そして島人のことばの難しさ(字幕が出ていた)、全身の日焼けメイクを落とす大変さが印象に残ってます。笑

これまでも古沢作品に出演。「どうする家康」で楽しみにしていることは?

古沢作品は映画で2作品出演しました。ひとつはチンピラ、もうひとつは池田恒興という武将で、どちらもコメディタッチで描かれた役でした(私がそう演じただけかもしれませんが)。
今回はト書きに「寡黙な」と書かれていたので、古沢さんが考える寡黙をどう表現できるかがキーの1つのような気がしています。

三成役の中村七之助との共演で楽しみにしていること

中村七之助さんはやはり立ち姿、佇まいが確実に良いはずなので、私は違った雰囲気が出せればいいかと。
三成への忠誠心や三成との仲がどういうものであったか、一緒に作っていけたらいいなと思います。

阿部進之介 コメント

黒田長政役の阿部進之介。(c)佐野円香

黒田長政役の阿部進之介。(c)佐野円香[拡大]

演じる人物の印象は?

長い時間をかけて描かれてきたこの世界の一部に溶け込む事がとても楽しみです。
幾度となく描かれてきた石田三成と黒田長政ら武闘派大名の確執は、今作においてはどちらが 悪ともならない描き方をされています。でも、ある人にとっての正義は、ある人にとっての悪。私は黒田長政の正義を信じて演じます。その先に何があるのか。史実だけでは見えない両者の感情を見届けていただければ幸いです。

武田幸三 コメント

蜂須賀家政役の武田幸三。

蜂須賀家政役の武田幸三。[拡大]

演じる人物の印象は?

この度も大河ドラマ『どうする家康』に呼んでいただきありがとうございます!!

蜂須賀家政の印象
ストレートな性格で最前線で戦うことを望む武将らしいところもありますが
お家の為に、政略結婚を画策したり、関ケ原では子の至鎮と、敵味方に別れるなどして蜂須賀家を守るところもあり
戦国時代で生き残る為の行動、判断を本能で察知し
生き残った武将だと思います

私が経験した命のやり取りの経験を蜂須賀家政を通して表現をし、「どうする家康」に貢献させていただきます!!
宜しくお願い致します!!

網川凛 コメント

藤堂高虎役の網川凛。

藤堂高虎役の網川凛。[拡大]

演じる人物の印象は?

知将、築城の名手、主を7回変えた猛将、と様々な側面を併せ持った印象の武将です。
足軽の出、外様でありながら家康臨終の際には枕元に招かれるほど信頼されたその人柄は、合理的精神と忠義の人なのだと思います。あとかなり大柄だったとも。僕、大柄な方ではないんですよね。むしろ共演する方々が大柄です、顔も濃いです。
家よりも人を重んじる、その部分を根底として大切に演じていきたいです。
今作を通じて藤堂高虎という人物に興味を持ってくれる人が増えたら嬉しいです。

大河の時代劇は役者なら誰しも一度は出演を願う憧れの場です。今回初参加させていただける事を大変光栄に思いつつ、本当に楽しみしかありません。

濱津隆之 コメント

浅野長政役の濱津隆之。

浅野長政役の濱津隆之。[拡大]

演じる人物の印象は?

間違っていることは間違っているとはっきり言える、自分をしっかり持った人だったのかなと。
何処まで登場してくるのか分かりませんが、「そんな人間じゃないです」と上からご本人に叱られないようにやっていきたいと思います。

村杉蝉之介 コメント

徳善院玄以(前田玄以)役の村杉蝉之介。

徳善院玄以(前田玄以)役の村杉蝉之介。[拡大]

演じる人物の印象は?

戦乱の時代をそつなく? 狡賢く? 立ち回って逞しく生きた切れ者だったのかな?
というのが、歴史に疎い私が資料を読み映画やドラマ、そして信忠が玄以に託したという宝刀「徳善院貞宗」に会いに行ったりして感じた徳善院玄以(前田玄以)の印象です。
自分に全く無い資質を持った人物を大河ドラマで演じるプレッシャーに押しつぶされそうになりながら台本と向き合っています。
“どうする家康版”の玄以になれたられたら… と思っています。

隈部洋平 コメント

増田長盛役の隈部洋平。

増田長盛役の隈部洋平。[拡大]

演じる人物の印象は?

まさか自分が戦国武将を演じる事になるとは青天の霹靂でした。
しかしながらこの増田長盛
豊臣政権の中枢五奉行の1人ではありますが
1発アウトの不穏な時代に主君の無茶な要求にもめげずに人の顔色を窺いながらこのパワーゲームを一生懸命に乗り切ろうとする生き方は自分ととても通じるものが多々あり役を作る助けになっています。
そして彼の一世一代の大博打、なぜここに賭けたのか?
それを常に大切に考えながら演じていきたいと思っています。

長友郁真 コメント

長束正家役の長友郁真。

長束正家役の長友郁真。[拡大]

演じる人物の印象は?

家康の家「岡崎」で育った身として、絶対に出演したいと思っていたので、お話をいただいた時は嬉しくてたまりませんでした。
五奉行最年少の長束正家を彷彿とさせるかのように、錚々たる顔ぶれの先輩方に囲まれての撮影になりますが、臆せず挑んでいきたいです。
仕えていた丹羽長秀、慕っている石田三成に強い敬意を表し、気難しいだけではなく、どこか愛嬌のある正家を演じられたらと思っています。

でんでん コメント

西笑承兌役のでんでん。

西笑承兌役のでんでん。[拡大]

演じる人物の印象は?

余り評判は良くない人間のようです。しかし、天下人秀吉と家康に仕えた程の人物、決して腹芸だけでは無さそうだ。戦国時代を闘い抜いた男。どっしり肝のすわった西笑承兌をバチっと愛を込めて演じたいと思います。

今まで出演した大河で印象に残っていることは?

「おんな城主 直虎」
高橋一生さんとの、ちょいと長めの殺陣のシーンでの出来ごとです。私はたまたま膝を痛めていました。それに気付いた一生さんは、殺し合いの場面なのに私の膝を完全に守ってくれたアクションをして下さったのです。theいのちの恩人です。本当に体幹は強いし(笑)goodな人柄でした。

秀吉役のムロツヨシ、家康役の松本潤との共演で楽しみにしていること

今までの家康、秀吉は肖像画に似せてのキャスティングが多かったと思います。今回のどうする家康ではむしろ真逆ですね。興味が湧きます。おふたりの役作りに対する切り口が楽しみですね。

作間龍斗 コメント

豊臣秀頼役の作間龍斗。

豊臣秀頼役の作間龍斗。[拡大]

演じる人物の印象は?

とても重要な人物だなと驚いています。
尊敬する俳優さんの中で、「圧倒的な脅威」を視聴者の皆さんに感じていただけるか、自分の中で燃え上がっています。

秀頼に対するイメージ

20歳の僕よりも若い彼が、多くの命を背負って自らの責務を全うしていた事が信じられません。本当に厳しい環境に生まれ育ち、そんな中でも強く生きていた彼はすごく立派な方なんだろうなと思います。

大河ドラマ初出演。これまでの大河はどのような印象は?

メンバーの井上が以前「麒麟がくる」に出演したことがあり、それを聞いた時とても驚いた事を覚えています。

まさか、自分が大河ドラマに出演できるとは思ってもいませんでした。

時代劇への出演自体が初めて?

戦後間もない時代の作品には関わったことがありますが、それ以前の話には関わったことがありません。
所作や言葉遣いなどが難しそうだと映像を見ていて思います。しかし、また自分にとって新しい挑戦ができると考えると興奮します。

好きな古沢作品

リーガルハイはよく実家で見ていた覚えがあります。気持ちの良いテンポで繰り広げられる会話劇が印象的でした。

視聴者としてもし「どうする家康」を観ていたら

先輩の松本さんが出演されているということもあり、放送や張り出されているポスターは見かけると気になっていました。とにかく松本さんのスケジュールが忙しすぎるらしいと聞いたことがあります。

事務所の先輩でもある家康役・松本潤との共演で楽しみにしていること

松本さんに限らず物凄い俳優さんたちが出演されているので不安で仕方がありません。
松本さんは事務所の先輩なので、しっかりと挨拶をして、失礼のないようにしたいと思っています。
視聴者の皆さんに違和感なく見ていただけるように頑張ります。

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