横浜流星×藤井道人「ヴィレッジ」ティザービジュアル解禁、テーマは霧

横浜流星が主演、藤井道人が監督を務めた「ヴィレッジ」のティザービジュアルが解禁された。

本作は村の伝統として薪能が受け継がれる集落を舞台に、美しい自然の裏に潜む現代社会が抱える闇を描いたヒューマンサスペンス。横浜が村中から蔑まれながらも母親の借金を返すために、巨大なゴミの最終処理場で働く片山優を演じた。6月に72歳で死去したスターサンズの河村光庸が企画・製作・エグゼクティブプロデュースを担っている。

優の横顔を捉えたビジュアルのテーマは「霧」。コピーの「やがて、夢から醒める」は映画の重要なモチーフとなる能の演目・邯鄲（かんたん）から生まれたもの。本日夜には、映画、横浜、藤井の公式SNSアカウントでアザーデザインのビジュアルも解禁される予定だ。

藤井はビジュアルについて「能との出会いもあり、今回は輪郭がくっきりしたものにしたくなかったんです。（村というタイトルではあるけど）村ってこういうもんだよねという風に定義したくなく、あいまいなコミュニティで、本当のことをわかってない。結局のところみんなおぼろなんだというところを、今回は一貫して描きたかったので、この作品では霧を意識しました」と語っている。

「ヴィレッジ」は2023年に全国で公開。キャストには黒木華、古田新太、中村獅童、一ノ瀬ワタル、奥平大兼、作間龍斗（HiHi Jets / ジャニーズJr.）、杉本哲太、西田尚美、木野花も名を連ねている。