イギリス・リヴァプールを舞台とする本作では、警察への通報に初期対応する“レスポンダー”の任務に就いた夜勤巡査の5日間が描かれる。精神的ストレスから時に理性を見失ってしまう男クリス・カーソンをフリーマンが演じた。約10年にわたりレスポンダーとして活動していたトニー・シューマッハが、自らの経験をもとに脚本を手がけた。
ハリー杉山は「悪夢から抜け出せないマーティンにノンストップで釘付け。今年no.1の重厚感。数々の賞を取るの間違いなしの超傑作」と絶賛。また「教場」シリーズで知られる作家・長岡弘樹は「なんと過酷な物語だ。外勤警察官の抱える“しんどさ”をここまで容赦なく描いたドラマが、他にあっただろうか」とコメントする。
フリーマンのファンである通訳者・川合亮平は「マーティンが、今も第一線で活躍し続けるその理由の1つは“あくなきチャレンジ精神”。マーティンの役者魂を見た」と彼の演技をたたえた。
全6話の「レスポンダー 夜に堕ちた警官」はスターチャンネルEXで独占配信中。なおスターチャンネルEXでは10月13日までの期間限定で第1話が無料配信中だ。
相場英雄(作家 / 警視庁捜査一課継続捜査班・田川信一シリーズ)コメント
創作で重要なのはいかに主人公を虐めて読者(視聴者)を惹きつけるか。この点を鑑みると本作は異様なほど虐め抜く。主人公だけでなくサブキャラまで徹底的に。M気質の視聴者は震えるほどハマるだろう。
小川泰平(犯罪ジャーナリスト / 元神奈川県警刑事)コメント
「レスポンダー」指令を受け、初動捜査の任務につく警察官。日本で言うなら「機動捜査隊」の任務である。犯罪多発地域で薬物犯との関わりなどリアリティーある展開が繰り広げられる。型破りに見える警察官であるが人情味もある。非常にテンポの良いドラマである。一見の価値あり!
川合亮平(通訳者)コメント
【観覧注意】英国リヴァプールの、一番濃くて、一番深い夜に堕ちたマーティンと一緒に堕ちる覚悟のある方だけご覧ください。約20年前にBBCドラマ「The Office」のティム役でブレイクしたマーティンが、今も第一線で活躍し続けるその理由の1つは“あくなきチャレンジ精神”。マーティンの役者魂を見た。思ったよりダーク、でも、思った以上に面白かった!
長岡弘樹(作家 / 「教場」シリーズ)コメント
なんと過酷な物語だ。外勤警察官の抱える“しんどさ”をここまで容赦なく描いたドラマが、他にあっただろうか。ちょっとは笑ってくれ。どこまでも追い詰められる主人公に向かって、私もそう願わずにはいられなかった。
名越康文(精神科医)コメント
皆いやになるほどの混乱を抱えながら、自分の人生のヒーローになることを夢見ている。それが可能であることを、このドラマは教えてくれる。
ハリー杉山(タレント)コメント
お見事。さすがBBC。さすがマーティン・フリーマン。悪夢から抜け出せないマーティンにノンストップで釘付け。今年no.1の重厚感。数々の賞を取るの間違いなしの超傑作。
ピーター・バラカン(ブロードキャスター)コメント
イギリスではルールは曲げるためにあるもの。秩序を守る警察も、自分たちの行動を司るルールを曲げざるを得ないときがあります。皆のための正義は果たして可能なのか。この極めてリアルな話でリヴァプールという街の人間臭さが大きな存在です。
松崎健夫(映画評論家)コメント
“ある警察官”に降りかかる幾重ものトラブル。警察を舞台にした物語は、事件を解決するためにあるとは限らない。このドラマが描くのは、己の人間関係に翻弄されながらも、家族の絆を取り戻そうとする“ある男”の物語だからだ。
水谷修(夜回り先生)コメント
夜の世界で生きる私にとって、重い作品でした。夜の世界を一人で歩く私にとって、昼の世界の正義は通用しません。組織の中で生きている人の正義は、組織の規則と法。しかし、組織からはみだし、一人の人間として生きる人にとって、正義とは、苦しみながら、その時、その場で、自分に問うもの。思わず自分の姿を重ね、考えさせられる素晴らしい作品です。
映画ナタリー @eiga_natalie
ハリー杉山がマーティン・フリーマンに釘付け、「レスポンダー」コメント到着
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