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本作は、ウェルザードの小説をもとにしたループ型ホラー。学校にいるはずのない幼い少女から「私のカラダ、サガシテ」と不気味な言葉を掛けられた高校生・明日香が、クラスメイトとともに“赤い人”に殺される日を繰り返すさまが描かれる。
ループから抜け出すため、少女のバラバラにされた“カラダ”を見つけ出そうとする6人の高校生を演じたキャスト陣。“赤い人”にちなみ、赤を基調とした舞台に立った橋本は「なかなかランウェイを歩いて(ステージの)真ん中に来る演出はなかったので、ちょっとドギマギしました」と照れ笑いを浮かべる。眞栄田も「思ったより(観客と)距離が近くてめっちゃ緊張してます」とはにかんだ。
橋本は本作について「作品を観るまでは『ホラー映画が苦手な人は観れないだろうな……』と思っていました。ホラー映画のよさ、怖くなる感情の高ぶりはもちろんありましたが、青春やアクションもあって。すごく楽しめるホラー映画になっています。ホラー映画が苦手だから観れないという話はよく耳にするのですが、苦手な方にこそチャレンジしていただきたい」と述べる。眞栄田は「小さいときに映画館へ行ってワクワクした感覚が久しぶりによみがえりました。青春のテイストもあって、あっという間の2時間弱でした。自信を持って皆さんに届けたい」と続けた。
現場の雰囲気について尋ねられた神尾は「クランクインがみんなより遅かったので、最初はちょっと入り込みにくいなと思っていたんです。でも郷敦だけ初めてで、ほかの4人は知り合いだったので臆することなく現場入りしましたね」と振り返る。眞栄田が「(神尾が)一番ムードメーカーだった。テンションがすごい」とこぼすと、山本も「『人見知りだから無理かもしれない』って話してたんですけど、一番楽しんでました!」と暴露。横田からも「(撮影用の)緑の全身タイツを着て踊り始めるとは思ってなかった(笑)」と神尾のエピソードが飛び出した。
また横田は「撮影後に(橋本、山本と)3人でホテルの大浴場に行くのが日課だった。共演者さんとお風呂に入ったのは初めて」と明かし、山本は「毎日血のりまみれになる撮影だったので、体を見合って『ここ落ちてないよ』ってやってました。そのあと私の部屋で寝る前まで一緒にお話ししてた毎日でしたね」と仲むつまじい様子をのぞかせる。
一方で眞栄田は「楓珠は現場に行ったり来たりしていたので、こた(醍醐)と毎晩騒いでましたね。サウナにハマっちゃって」と回想する。醍醐は眞栄田とジムにも行ったことを話し、「郷敦くんストイックすぎる! 食生活もハンパなかったです。よくある減量メシではなく、軽量計でご飯を1g単位で計って、毎日米、卵、チキン、ヨーグルトを食べていました。まねしてやってみましたが、キツすぎて3日ももたない(笑)。尊敬しました!」とコメントした。
イベントでは、本作にまつわるお題に対し、キャスト陣が一斉にジェスチャーでそろえることができるか挑戦するコーナーもあった。最後に橋本は「本当に楽しく撮影させていただきました! エピソードを語り出したら止まらないくらい笑いの絶えない現場でした。ホラー映画ではありますが、青春をみずみずしく届けられる作品になっています」とメッセージを送った。
「カラダ探し」は10月14日に全国でロードショー。
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