「TANG タング」監督・三木孝浩と舞台版の演出家・小山ゆうなが対談

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TANG タング」の監督・三木孝浩が、劇作家・脚本家・演出家の小山ゆうなと対談を行った。

左から三木孝浩、小山ゆうな。

左から三木孝浩、小山ゆうな。

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「TANG タング」

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デボラ・インストールの小説「ロボット・イン・ザ・ガーデン」をもとにした「TANG タング」では、二宮和也演じるダメ男・春日井健と記憶をなくした迷子のロボット・タングの冒険が描かれる。満島ひかり、市川実日子、小手伸也、奈緒、京本大我(SixTONES)、かまいたちの山内健司と濱家隆一、野間口徹、利重剛、景井ひな、武田鉄矢もキャストに名を連ねた。

劇団四季ミュージカル「ロボット・イン・ザ・ガーデン」で演出を担当した小山。彼女と三木は、早稲田大学の演劇サークルで同期だったという。三木は「自分の映画に出てくれるキャストを探したり、自分の経験値も上げるために、片足突っ込んだみたいな感じだったんです。でも入ったら入ったで演劇がすごく楽しくて。自分で演出をやったりとかもしたんですけど、結果的に役者としての経験が自分が演出側になったときにすごく生きてきて。こういうつながりもできて、ありがたかったなと思いますね」と学生時代を振り返る。

「TANG タング」

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タングの魅力について聞かれると、三木は「なんにもできないところですかね(笑)。なんにもできないからすごく愛おしいんです。いろんな助ける道具を出してくれるわけじゃないけど、ただそばにいてくれる。そこがすごく好きなところです」と回答。小山は「ミュージカルで、旅をしてきたタングが最後に『ようこそ。この世界へ』とすごくシンプルな言葉で“この世界ってとても素敵なんだよ”というメッセージを伝えてくれることに、毎回感動するんです。忘れてたこととか、そもそもなかったかもしれないことに毎回気付かせてくれる。原作を読み直してもそうだし、映画を観たときもそうなんですけど、すごくシンプルなことに『そうだよね』って立ち返らせてくれる力があると思います」と話した。

なお「TANG タング」を鑑賞したLiLiCoから感想が到着。彼女は「自分の心を測るバロメーターに。流れる涙は全て優しさで出来ています」とつづった。

「TANG タング」は8月11日より全国でロードショー。

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Based on “A ROBOT IN THE GARDEN” by Deborah Install Copyright (c)2015 by Deborah Install Licensed by Deborah Install c/o Andrew Nurnberg Associates, London through Tuttle-Mori Agency, Inc. ,Tokyo (c)2022映画「TANG」製作委員会

読者の反応

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pink momo @pinkmom97504086

三木監督😉大忙しの夏ですね🌻
TANGも可愛いですね💕 https://t.co/jox43rFAjU

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