岡本夏美ら「スウィートビターキャンディ」を推薦「何度も心が揺れました」

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小川あん石田法嗣が共演した「スウィートビターキャンディ」を鑑賞した、女優の岡本夏美、映画監督の岩井澤健治らによる推薦コメントが公開された。

「スウィートビターキャンディ」ポスタービジュアル

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「スウィートビターキャンディ」

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「太陽を掴め」「新しい風」の中村祐太郎が監督を務めた本作は、女子高校生の甘い初恋と居場所のない男の苦い思い出をめぐる青春群像劇。小川が大学受験を控えたサナエ、石田がサナエの家に家政夫として雇われる裕介を演じたほか、田中俊介、清水くるみ、松浦祐也、町田マリー、蒼波純、若杉凩、片岡礼子が出演した。

「スウィートビターキャンディ」

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中村の監督作「女流闘牌伝 aki-アキ-」で主演を務めた岡本は「ゆっくり、ゆったりと、登場人物の魅力と交錯が素敵でした。純白な恋心のあやうさは、どこか懐かしい気持ちにもなったり、愛の形が徐々に成形されていくのをみて、何度も心が揺れました。苦味があるからこその甘みを優しい映像と共に感じられる作品でした」と推薦。アニメーション映画「音楽」で知られる岩井澤は「演出の妙が随所にちりばめられ、役者も魅力的に描かれている。一見シンプルなラブストーリーのようで、一筋縄ではいかないのが中村祐太郎である」と述べている。

「スウィートビターキャンディ」

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「僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46」を手がけた映画監督・映像ディレクターの高橋栄樹、ドラマ「ナンバMG5」の演出に参加したディレクター・佐々木敦規によるコメントも下記に掲載した。

「スウィートビターキャンディ」は7月15日より東京・K2、池袋シネマ・ロサほか全国でロードショー。

岡本夏美 コメント

ゆっくり、ゆったりと、登場人物の魅力と交錯が素敵でした。
純白な恋心のあやうさは、どこか懐かしい気持ちにもなったり、
愛の形が徐々に成形されていくのをみて、何度も心が揺れました。
苦味があるからこその甘みを優しい映像と共に感じられる作品でした。

岩井澤健治 コメント

演出の妙が随所にちりばめられ、役者も魅力的に描かれている。一見シンプルなラブストーリーのようで、一筋縄ではいかないのが中村祐太郎である。

高橋栄樹 コメント

中村祐太郎監督の映画を観るたびに、どうしてこんなに善意と悪意が入り混じった人間関係を活写できるのかと、(良い意味で)あきれてしまう。
では、その世界がいたたまれないかと言えばそんなことはなく、むしろその状況下を日常として生きることでしか、「希望」は見つけられないのだ、という監督の意思を、個人的には受け取っている。
難しい話をしているのではない。中村映画のヒロインの、その微細な佇まいを観ていただければ、必ず解ってくれるだろう。

佐々木敦規 コメント

中村祐太郎は、日常に潜んだ小さな闇を巧みに操る。
彼の視界に映る当たり前の風景は、毒毒しい人間模様を残酷に炙り出すと共に何ともほろ苦い救いを与えてくれる。
自分の居場所をひたすら探し続ける若者達の衝動に現実を突きつけながらもそっと手を差し伸べてくれるような、まさにSweet&Bitterな作品であった。

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(c)MotionGalleryStudio

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佐々木敦規 @atsunorisasaki

鬼才・中村祐太郎監督の最新意欲作。忘れかけたあの時に自分を引き戻してくれる気がしてならないのだ。コメント寄せました。沢山の人に見て欲しいです。

https://t.co/UfZnglwCER

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