映画「
銀泥のマンガを実写化した本作は奥手なパティシエ・奥野丈士と、毎週金曜日にケーキを買いに来る“お嬢さん”の恋の行方を描いたラブコメディ。崎山が丈士、岡本がお嬢さんこと波留芙美子を演じ、丈士の恋を見守る兄・帯刀稜に村井が扮した。
崎山は「原作の優しい世界観を映画ならではの表現で描く。僕らキャストだけじゃなくてショーケースの中にあるケーキ1つとっても、どうきれいに、美しく、優しく、温かく映すかを考えて。そういう意味でチーム一丸となって優しい映画を作ることができました」と胸を張る。和気あいあいとした雰囲気で進んだという撮影を岡本は「緊張するシーンもたくさんありましたが心地よい空気でした。スイーツがたくさん出てくるのもこの作品ならでは。おなかが空くような映像もあるので幸福感を味わっていただけると思います」とコメント。現場ではケーキを食べる機会もあったそうで「スタッフの皆さんと一緒にいただく時間が幸せでした」と振り返った。
岡本は崎山との共演を「私たちおしゃべりが好きなんです。役は奥手なので、多くを会話する感じではないんですが、カットがかかると、お互いが好きなお笑いの話をしてました。どっちかがボケると私だけ爆笑してたり、つばささんだけ爆笑してたり。笑いのツボが一緒なんです」と回想。また村井は崎山の印象を「クールさとお茶目な部分が混在していて、親しみやすいけど落ち着いた大人な一面もある。これはかっこいい男ですよ。熱くもあり、冷静さもある青い炎みたいでした」と明かした。
古厩はりゅうとの優しい声に魅了されたそうで、「僕、こう見えてヒップホップが好きなんです。その中でもサブジャンルのエモラップが好きで、りゅうとさんにそういった雰囲気の曲をお願いしました。難しいかな?と思ってたんですけど、すごくいい曲で。初めて自分の映画にラップが流れたのもうれしかった」と続ける。りゅうとは「作品の甘酸っぱい切ない感じ。その恋心とストーリーを曲に込めて歌わせていただきました」と主題歌「Planet」への思いを吐露した。
最後に古厩は「好きな人が目の前にいても、なかなか声をかけられない。それだけのシンプルな話。実はこれが映画になるのか?と不安でした。でも身体能力の高い崎山くんは踊るように芝居をする。それを見つめる岡本さんに、いつの間にか恋心が宿ってる?と勘違いするぐらいの気持ちで撮っていました。2人のちょっとずつ前進する思いが伝わったら」と挨拶。崎山は原作者の銀泥が2巻のあと書きでつづった言葉を大事にしていたことを明かしながら、映画をケーキに例え「いろんな方に助けられながら、やっと皆さんに食べていただける“ケーキ”ができあがった。こんなに幸せなことはない。この映画を観て少しでも明るくなったり、スイーツを食べたくなったり、恋をしたくなったりしてもらえたらうれしいです」と呼びかけた。
映画「パティシエさんとお嬢さん」はシネマート新宿ほか全国で順次ロードショー。
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