「ひらいて」作間龍斗、山田杏奈＆芋生悠に緊張「すごく活躍されている…」

「ひらいて」の完成披露上映会が本日10月4日に東京の池袋HUMAXシネマズで行われ、キャストの山田杏奈、作間龍斗（HiHi Jets / ジャニーズJr.）、芋生悠、監督の首藤凜、原作小説を手がけた綿矢りさが登壇した。

優等生で人気者の木村愛ら高校生3人の愛憎が入り交じる、いびつな三角関係を描く本作。山田が愛、作間が一見地味だが謎めいた雰囲気のある同級生・西村たとえ、芋生が病を抱える陰気な少女・新藤美雪に扮した。

綿矢は本作を観た感想を「（首藤の）熱い思いが100%実現した傑作」「心奪われる場面が多くありました」と述べ、山田を「うれしい！」と安堵させる。山田は脚本を読んだ段階では「愛のことがわからないかもしれない」と不安に感じていたそうで「高校生の頃ならではの暴力的な感情は、誰もが共通して持っているものだと思います。それを大事にして演じました」と役作りを振り返った。

これが映画初出演作の作間は「周りの方々にたくさん刺激をいただいて今日までたどりつけた」と感謝する。彼は出演が決まってから山田と芋生の情報をWebで検索して「すごく活躍されている方たちだなと思って……」と緊張したと明かし、「（自身と）今から映画に出てくるたとえは全然違うので、この舞台挨拶が終わったら僕のことは一回忘れてください」と笑った。そんな作間について、首藤は「現場ではずっとたとえくんだった。今はもう立ち姿もジャニーズのかっこいい人という感じで、本当に知らない人なんですよ……」と人見知りした様子でつぶやいた。

イベントの終盤には、作品名にちなんで「最近“ひらいた”ものは？」という質問が。山田は「サウナーへの道」と答え、同じくサウナ好きの芋生の「私は（道を）開ききりました」との言葉に「芋生ちゃんに教えてもらおう。一緒に行こう！」と声を弾ませる。19歳になったばかりの作間は「20歳への扉」を選び、「今年の誕生日は親とHiHi Jetsのメンバーがコーヒーメーカーをくれて、家に2台あります。用途が違って助かった」とぽつり。「料理の楽しさ」を挙げた芋生は「最近はパエリアをぱぱっと作りました。ぜんぶ一気にドーンと炊き込むのが好きなんです。『ひらいて』のみんなでパーティがしたいな」と目を輝かせた。

「ひらいて」は10月22日より全国ロードショー。