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今も鬼伝説が残る大阪の“秘境”奥河内地域の魅力を発信すべく、地方自治体や観光協会による全面協力のもと制作された本作。鬼族の血を引く“鬼”であることにコンプレックスを持つ主人公・鬼瓦ももかが、憧れの高校生活で仲間たちと映画作りに励む日々が描かれる。
ももか役の井頭は「みんな同年代で年齢も近くて、泊まった場所も一緒でした。なので合宿気分で、撮影が楽しかったです」と回想。ももかをライバル視する校内ナンバーワン美女・松丸星愛姫を演じた桜田も、「みんなで大阪に行ったのが楽しかったです。ホテルのロビーでたこ焼き作ったりして、青春みたいなことができた」と笑顔を見せる。
また桜田は「自分の気持ちを言うのが恥ずかしくて、隠したがるような子」と自身の役について述べ、「ももかといることで星愛姫が変わっていくさまを作っていけたんじゃないかなと思います」と撮影を振り返った。
ももかの親友・宇佐美雪役の吉田は、奥河内が地元の井頭に関西弁の指導を受けたことを明かす。「台本を読んでいたときにしっかり教えてくれて、頼れるなって。本当に友達になれていたらいいなと思って演じさせていただきました」と思いを伝えると、井頭は「なってたよ!」と笑顔で返答。2人でにこやかに顔を見合わせていた。
ももかの幼なじみで、映画作りに青春を懸ける蒼月蓮に扮したのは板垣。蓮の人物像について「周りに対する愛情表現が得意じゃないけど、心があったかくていいやつ。僕とはまたちょっと違った感じのキャラだなと思いました」と話した。上村は、自身の役・神宮寺岬を「浮世離れしたイケメン」と説明。「普段の自分とはかけ離れているので……」と続けると、板垣から「そうなの?」と冗談を飛ばされる一幕も。上村は笑いながら「なので、すり合わせにけっこう苦労しました」と述べた。
イベント後半には、男性陣が“鬼キュン告白”をするコーナーも。上村は「いつでも僕だけを見てていいんだよ」と言ってキメ顔を作るも、女性陣から高評価は得られず。残る男性2人が、自分の番を恐れてざわつき出す場面もあった。反町冬季役の曽野は揚げパンを相手に渡す際、「好き」と書かれたラベルを見せて告白するというアイデアで女子全員から票を獲得。板垣は「ちょっと伝えたいことがあるんだけど、言葉じゃ恥ずかしいから書くわ」と言って、黒板に「好き。」の文字を書いた。井頭から「まさかそういう感じで来ると思わなかった。めっちゃいいと思います」と褒められ、女子3人から票をもらって喜んでいた。
最後の挨拶で井頭は「個性豊かなメンバーと一致団結して、1年前に作品を撮りました。すごく思い入れのある作品です」と述懐。「こういう時期で文化祭や体育祭などができないことも多いと思いますが、この作品を見て『青春っていいな』とか、仲間の大切さやあったかさを感じていただけたら」とメッセージを送った。なおYouTubeでは生配信トークライブも実施された。
「鬼ガール!!」は10月9日に大阪で先行公開されたのち、10月16日より東京ほか全国で順次公開。原作・脚本監修として中村航が参加し、「恋のしずく」などのプロデュースを手がけた奥河内出身の瀧川元気が初監督を務めている。
井頭愛海の映画作品
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映画ナタリー @eiga_natalie
「鬼ガール!!」撮影で井頭愛海が関西弁指導、板垣瑞生らとの現場は「合宿気分」
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