実写映画「
本作は、運動が苦手でアニメ好きな主人公・小野田坂道が、総北高校の自転車競技部に入部して仲間のために限界や壁を越え、レースに勝利しようと努力を重ねる姿を描く青春ドラマ。永瀬は坂道、伊藤健太郎は坂道にとってよきライバルの今泉俊輔、坂東は関西出身の“浪速のスピードマン”こと鳴子章吉を演じた。
舞台挨拶の冒頭では、登壇者たちがお互いのかっこいい場面を挙げることに。永瀬は銭湯帰りの坂道が今泉と対話するシーンを選んで「あそこのドリンクの投げ方がマジかっこいい」と絶賛する。それを受けて伊藤は「わかってるねえー!」とうれしそうな表情を見せ、「ちょうどいいあんばいでペットボトルのふたを緩めて、決めたところにスパーン!と投げたらいい感じになった」と緻密な計算をしたうえで撮影に臨んだことを明かした。
伊藤は「坂道くんの100人抜き」と同シーンの魅力を熱弁し、坂東については「特にないです」とばっさり。予想外の言葉に坂東は「ビジネス不仲!」と笑い、立ち位置が2人の間だった永瀬は「俺を挟んでやめて」と冗談まじりに悲鳴を上げる。ひとしきり盛り上がったあとに伊藤が「役割に徹する鳴子の背中はかっこよかった」とこぼすと、坂東は「うれしいです! 今泉は隊列を組んで走るシーンに優しさが出ていてかっこよかった」と笑顔で語った。
続いて「経験したかった青春は?」との質問に、永瀬は「学校でピザを頼んでみたかったな。それか担任と恋に落ちたかった。マンガの読みすぎ?」「あしらわれたい!」と妄想を膨らませ、私服校に通っていた坂東は制服デートへの憧れを明かして「観覧車とか乗りたい」と永瀬を相手に声を弾ませる。回答に悩んでいた伊藤が「……喧嘩?」とつぶやいて共演者たちを慌てさせる場面も見られた。
イベントでは8月25日が“川柳発祥の日”にあたることにちなみ、キャストが「青春」をテーマに五七五で一句詠むコーナーも用意された。罰ゲームにせんぶり茶が用意されていると知った永瀬は「ぶり茶かー」と飲む前から苦い顔。そして坂東は坂道や今泉の要素を入れた「赤い山 汗がふき出る ケイデンス」、伊藤は作品名を盛り込んだ「青春を 弱虫ペダルで もう一度」を順番に披露していく。
「プール後の 塩素の匂いと 夏の風」を発表して最下位となった永瀬は「俺の青春は五七五じゃ収まらない」と嘆きつつも一気にせんぶり茶を飲み干し、しばし言葉を失い悶絶して「……反省してます。舌が痙攣してます」とぽつり。彼は「すごいわこれ……」と苦しみながらステージをあとにした。
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永瀬廉の青春は五七五じゃ収まらない、伊藤健太郎&坂東龍汰と「弱ペダ」川柳バトル(写真17枚) https://t.co/tL0g9xQYS3