沢村一樹と瀧本美織の共演ドラマ「刑事ゼロ」スペシャル放送、“3人の時矢”が交錯

沢村一樹の主演ドラマ「刑事ゼロ」のスペシャルが、6月7日にテレビ朝日系で放送される。

2019年に連続ドラマとスペシャルドラマが放送された「刑事ゼロ」は、20年間の記憶を失い刑事としての常識も捜査のノウハウもすべて失った男・時矢暦彦を主人公とする物語。今回も時矢を沢村、時矢の記憶を補う新人刑事・佐相智佳を瀧本美織が演じた。寺島進、横山だいすけ、猫背椿、渡辺いっけい、財前直見、武田鉄矢もキャストに名を連ねる。

今作で時矢と佐相が直面するのは、“幕末の四大人斬り”に見立てた連続殺人事件。そして現在の“令和・時矢”と過去の“平成・時矢”だけでなく、さらにその前の“昭和・時矢”が登場し、“3人の時矢”が絡み合いながら事件の謎に迫るさまが描かれる。

3人の時矢を1人で演じ分けた沢村は「監督がさまざまな技術と工夫を凝らして撮影したので、まずは“3人の時矢”が交錯するところが大きなみどころです！」とコメント。瀧本は「過去に遡り、智佳も知らなかった時矢刑事の“大切な人”の存在が明らかになるかもしれません！」と視聴者にメッセージを送った。

なお、本作には時矢の元恋人である人気恋愛作家・嵯峨思織役を務める高岡早紀のほか、みのすけ、矢柴俊博、近藤公園、ダンディ坂野、武井壮がゲスト出演する。

「刑事ゼロ」スペシャルは21時から放送。ドラマ「相棒」「科捜研の女」の戸田山雅司が脚本を手がけ、実写映画「僕は友達が少ない」の及川拓郎が監督を担当した。