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ふじたの同名マンガを福田雄一が映画化した本作。劇中では、高畑演じる隠れ腐女子・桃瀬成海と山崎扮するゲームオタク・二藤宏嵩の恋模様が描かれる。
この日の上映は、全編英語字幕付きの特別版。舞台挨拶では、フランスの第47回アングレーム国際マンガ祭で上映された際の映像が、スクリーンに映し出された。フランスの観客の「多様性についての大事なメッセージを感じました。自分自身でいることの大切さを説いてくれました」という感想を聞いて、高畑と山崎も笑顔になった。
さらに本作が、イタリアの第22回ウディネ・ファーイースト映画祭のコンペ部門で上映されることが解禁されると、高畑は「やっぱり(見どころは)山崎くんの顔芸ですかね。国境を越えると思います!」とコメントする。「顔芸がグローバル化していけばいいな」と返した山崎は「日本が誇るマンガ文化。いろんな国の人にそれを楽しんでもらいながら、ミュージカルやラブストーリーも味わっていただければ」と話した。
行ってみたい国に関する話題では、先週もベトナムに行っていたという旅行好きの高畑が「モロッコに行ってみたいです。家具やインテリアがかわいいので、じゅうたんとかを買いたい」と語る。一方エジプトに行きたいという山崎は「ピラミットとか、どうやって作ったんだろう?って思うので。あのときの技術では作れないと言われている神秘的なピラミッド……。見てみたいと、ずっと思ってます」と、ピラミッドに対する思いを繰り返し述べて笑いを起こした。
舞台挨拶の中盤では、劇中のオタク用語が字幕版でどう訳されるのか、キャストの2人が当ててみることに。「きゃわたん」の訳を予想することになった高畑と山崎は「キューたん?」「プリティーたん」とアイデアを出すが、正解はシンプルに「cute」。さらに2人は、「尊い」の訳を「神様的な感じでしょ? ……Like a god……?」と予想して笑いを誘う。そしてその訳が「precious」であると知った山崎は「Oh,ストレート!」と欧米風のリアクションをした。
そして最後に、本作を鑑賞した外国人たちが、それぞれの出身国をイメージした裝束でステージに登壇。「オタクの日本人女性は魅力的だと思いました。日本は大好きだけど、この映画を観てより大好きになりました」といった感想を聞き、高畑は「日本にはこんな文化があるんだと知ってもらえてうれしい」と返す。山崎は「本当にもう……世界に……世界に……」とコメントに詰まってしまうが、隣にいたムエタイ選手風の外国人がパンチのポーズでフォローしたことから「……パンチ。世界にパンチ!」と強引にまとめる。締めの挨拶で高畑は「今日は名言も出たからね。“世界にパンチ”(という気持ち)でやっていこうと思います!」と話した。
※山崎賢人の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
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ユミ @yumiyumi1922
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