本日10月2日、「
「カノン」は、トラウマを抱えた3姉妹とその母親の絆を描く人間ドラマ。富山で教師を務める次女を比嘉、東京で専業主婦として暮らす長女をミムラ、生まれ育った料亭の女将として働く三女を佐々木、19年前に3姉妹のもとを去った母親を鈴木が演じている。
比嘉は「富山は海産物がおいしくて! みんなに隠れてこっそり食べていました。つい先日もキャンペーンで伺ったのですが、しばらく行けないのが寂しいです」と富山での思い出を語る。ミムラは「地元の方にも温かく迎えていただけてうれしかったです」と述懐した。
続いて佐々木が「プレッシャーと闘う役。思ったらすぐに行動に移すところは、自分に似ているなと思いました」と役柄と自身の共通点を挙げると、ミムラは「(佐々木は)現場でも天真爛漫で末っ子気質を発揮してくれました。みんな三人兄弟だから空気感が同じなのかな」と佐々木について述べ、3人は「楽しかったね!」と撮影時を振り返ってほほえみ合った。
比嘉扮する藍の恋人・聡役の桐山が「僕は“包容力の桐山”みたいなところがあると思うんですけど……」と前置きすると、比嘉から「自分で言ったね! 強いな!」とすかさずツッコミが。桐山はめげずに「聡みたいな支え方ができる男性はなかなかいない。僕は包容力しかなくてまだまだ足りないので、彼みたいになっていけたら」と続ける。多岐川は「子役の娘たちとのシーンが多かったんですが、成長したみんなと会ったときはあまりにキレイで。ギスギスしているかと思ったらすごく仲が良かった」と、鈴木は「黒部と東京を行ったり来たりしたんですが、何度もこのまま金沢まで逃げちゃおうかなって思いました!」と、撮影時をそれぞれ振り返った。
イベント中盤には、MCから本作のストーリーにちなんで「家族から聞いてびっくりしたことは?」という質問が飛ぶ。しかし時間の都合上、全員から聞き出すことはかなわず「これは絶対にウケる!という話がある方は?」と挙手制に。登壇者たちが「私はやめとこう……」とつぶやく中、比嘉が「この間沖縄に帰ったときに101歳のひいおばあちゃんの家に行ったんです。家の中に掲げられている紋章が気になったので『これは何?』と聞いたら『知らなかったの? うちは琉球王朝の末裔なんだよ」と教えられて。『そんなすごいことをなんで教えてくれなかったの?』というびっくりなことがありました」とエピソードを披露すると、客席からは大きな拍手が贈られた。続いて佐々木に「ここは漣さんじゃないですか?」とバトンを渡された桐山が「僕、実はオリンピックに出ていて……」と神妙な面持ちで話し出すも「嘘なんですけどね。保奈美さんにそそのかされました。特にないです!」とあっさり告白し、観客を笑わせる場面も。
最後に比嘉は「1人ひとりが覚悟を持ってこの作品に挑みました。観る人の背中をそっと優しく押せるような作品になって、本当によかったなって思っています」と挨拶してイベントを締めくくった。
比嘉愛未の映画作品
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- 「カノン」公式サイト
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