新潟・佐渡島を舞台とする富名哲也監督作「スモーク・オン・ザ・ウォーター(仮)」の子役オーディションが開催される。
本作は、岸井ゆきのを主演に迎えた短編作品「終点、お化け煙突まえ。」の富名が手がける新作。釜山国際映画祭が長編劇映画製作を応援する目的で創設した「アジア映画ファンド」の脚本開発部門おいて2015年に選出された企画だ。撮影は佐渡島にて冬期に3週間ほど行われる予定。2017年6月頃の完成を目指し、完成後は釜山国際映画祭でアジアプレミア上映が予定されているほか、ヨーロッパの映画祭への出品も視野に入れられている。
作品のテーマは「家族愛」。小学6年生の少年が、転校生の不思議な少女と絆を深めるさまや、昔失踪した父を探そうと真夜中に家を抜け出す姿を描く。撮影地に佐渡を選んだことについて、富名は「今回、佐渡の風土や、伝統芸能、そして神話性に惹かれ、監督・プロデューサーの2人で訪れ、ここで映画を撮りたいと確信しました」とコメントを発表した。
オーディションでは「主役となる小学6年生の設定の男の子」「主役の弟または妹役の小学1~3年生の設定の男の子または女の子」「転校生役の小学6年生の設定の女の子」を演じる計3名を募集。いずれも実年齢は問わない。1次審査は新潟・アミューズメント佐渡にて8月21日に開催される。詳しい募集要項は佐渡市公式観光情報サイト「さど観光ナビ」、または佐渡市の公式サイトで確認を。
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室岡ひろし @mro1118
佐渡島ロケ映画の子役オーディション開催、完成品は海外映画祭で上映へ - 映画ナタリー https://t.co/TVZfjHk5og