「イカれてイル?」の初日舞台挨拶が本日2月6日に東京のユナイテッド・シネマ豊洲にて行われ、主演を務めた
本作は「リアル中学2年生によるリアル中二病」をテーマにしたフェイクドキュメンタリー。MAGiC BOYZ扮する魔法学校に通う“中二病”の少年たちが北山演じる女子大学生に淡い恋心を抱く姿が描かれる。MAGiC BOYZにとっては初主演作で、ステージに上がったメンバーは緊張の面持ち。リュウトは「豪華な出演者の方がいっぱい出てくれています。僕たち初主演で、演技が初めてなメンバーもいるのでそういうところに注目してもらえたらと思います」と観客に語りかけた。
監督の竹内は映画の見どころを聞かれ「佐野さんのような初々しい役者さんもいれば、D.O(練マザファッカー)さんのような濃い方もいる。食当たりを起こしそうなキャストの組み合わせを楽しんでもらえたら」とコメント。マジボの現場での様子については「すごく楽しみながら現場に臨んでくれた」と語り「いい意味であまり緊張感がなかったと思ってるので、そういうよい雰囲気が映像に出ていたら」と語った。また、竹内は明るい現場のムードを引っ張ったのは初日に撮影に参加したKENZOだと明かす。KENZOは昼休憩時にマジボと女性の共演者を巻きこみ、マジボの誰がタイプかを女性陣に選んでもらうやりとりで場を盛り上げたといい、リュウトは「過激な合コンみたいな感じだった……」と肩を落としながらそのときの様子を振り返る。ユウトは「人気だったのは俺とマヒロ。リュウトは1人もいなかったよね」と楽しそうに語った。
挨拶の中では北山と佐野からバレンタインチョコレートをもらえる権利をかけて、誰が一番面白い“中二病エピソード”を持っているかを競う、男性陣によるトークバトルが行われた。1番手の竹内は「小さい頃、浜辺で不思議な生物を発見して、異星人を見つけてしまったと思ったんです。それ以降、自分はFBIに追われていると思いこんでました」とパンチ力のある思い出話を披露。NIPPSは「中二病はよくわかんないけど、自分は最近“中年病”」と会場を笑わせ、続くリュウトは「『暗黒魔界の封印を解く』とか、難しい漢字が並んでる言葉が好き。『覇』とかすごい好きで、3学期が終わるとノートに『数学制覇』『社会制覇』ってめっちゃ書いてます」と自信満々に語った。
フウトは「僕は生まれつきウォシュレット大好き!」と切り出すと「楽屋に入るとまずトイレをチェックします。好きなモードは『おしり』の強!」と言って会場の失笑を誘う。トーマは「僕、風を操れるんですよ。『風くーん!』って言うと、風が本当に吹くんです」といたって真面目な表情で語り、ユウトは「夢の中でアニメのキャラになってます。最近は『ワンピース』のゾロになって、巨人と戦ってるところです」と続いた。また、KENZOはこれまでの登壇者のエピソードをまとめた作り話で観客を笑わせたのち、中学2年生のときに交際していた1つ上の先輩に二股をかけられたというエピソードを披露した。
司会者による審査の結果、チョコレートはフウトとKENZOの手に。北山からチョコを受け取ったフウトは「あとでゆっくり食べたいと思います」とうれしそうな笑みを浮かべた。挨拶の最後には登壇者が一言ずつ挨拶し、マジボのメンバーはトーマが「1回と言わず2回、3回と観てください」と呼びかけた言葉をそれぞれがマネして会場を盛り上げる。リュウトは「僕はチョコをもらうためにFBIに追われたいと思います」と、最後まで悔しそうな様子だった。
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