海外ドラマ「フルハウス」が復活、大人になった娘たちが子育てに大奮闘

放送終了から20年経った今でも根強いファンの多い米テレビドラマ「フルハウス」が新シリーズとして復活する。

1987年から1995年にかけてアメリカで放送された「フルハウス」は、妻を亡くした男が義理の弟と親友の力を借り、3人の娘の子育てに奮闘する姿を描いたシチュエーションコメディ。かねてから噂されていた続編製作の話だが、ジェシーおじさんの愛称で人気を博したジョン・ステイモスがアメリカのトーク番組「ジミー・キンメル・ライブ！」に出演した際、プロデューサー兼出演者としてプロジェクトを進めていることを明かした。

続編となる新シリーズは「Fuller House（原題）」と題され、全13エピソードの予定。動画配信サービスNetflixが製作を手がけ、2016年より配信を開始する。新シリーズでは夫に先立たれた長女D.J.の子供たちを、次女のステファニーとD.J.の親友であるキミーが面倒を見るというオリジナル版をほうふつとさせる展開に。ジョンは番組内で、ダニー役のボブ・サゲット、ミシェル役のメアリー＝ケイト・オルセン、アシュレー・オルセンらおなじみのキャスト陣にも出演交渉中だと語っている。

動画配信サービス界最大手と言われるNetflixは、マーベルコミック原作の「Daredevil（原題）」、ウォシャウスキー姉弟が手がけるSFドラマ「Sense8（原題）」、ドリームワークス・アニメーションによる「マダガスカル」のスピンオフなどオリジナルドラマの製作を続々と発表している。Netflixによるサービスは2015年秋に日本でも開始される予定。料金や配信内容などの詳細はまだ決まっていない。お気に入りの番組が配信されるよう期待しつつ、続報を待とう。