「戦場のピアニスト」の
この作品はフランク・サイモンがメガホンを取り、1971年のモナコグランプリを共に過ごしたポランスキーと元F1世界チャンピオンのジャッキー・スチュワートとの交友を捉えたドキュメンタリー。グランプリ開幕前後の2人の交流だけでなく、車に取り付けられたカメラによってレース本番の光景も臨場感たっぷりに切り取られている。
ポスターには、青い海やモナコの街並みと共にさまざまなコスチュームを身にまとった女性たちの姿も見られ、F1最大のビッグイベント、モナコグランプリの華やかな雰囲気が伝わってくる。またヘルメットを被ったレース時の真剣な眼差しや、ポランスキーと一緒に少年のようにほほえむ場面などF1チャンピオン、スチュワートの多彩な表情が並ぶ。
1972年のベルリン国際映画祭でワールドプレミア上映が行われた後、劇場で公開されることなく倉庫に埋もれていた本作。その後フィルムが奇跡的に発見され、今回の劇場上映へとつながった。なお約40年の時を経て、ポランスキーとスチュワートがモナコグランプリの週末を改めて語り合ったシーンが新たに加えられている。
「ウィークエンド・チャンピオン~モンテカルロ1971」は、初夏から東京のシアター・イメージフォーラムにてロードショー。
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- 「ウィークエンド・チャンピオン~モンテカルロ1971」公式サイト
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奇跡的に発掘された40年以上前のF1記録映画、若きポランスキーの姿も - 映画ナタリー http://t.co/TXAAZRjbE7