藤田玲「車同様、主演として撮影も駆け抜けました」、カーアクション映画の撮影述懐

「ボーダーライン」より主演・藤田玲のコメントが到着した。

本作は、自動車整備工場で働く主人公・我妻アベルの運命を描いたバイオレンスカーアクション。かつての悪友・紅井レオとの偶然の再会から思わぬ事態に巻き込まれていくアベルの姿を追う。藤田のほかに、荒井敦史、副島淳、西川俊介、遠藤要、螢雪次朗、甲本雅裕らが出演。

藤田は「アベルは寡黙な男で言葉を発さない、人と話すことをよしとしないようなキャラクターで、その理由が、実は後半でわかることになっています。もちろん車が趣味で、その運転がすさまじく上手い。それに加えて、腕っぷしも強い」と自身の役について説明。またカーアクションについて「『ボーダーライン』、攻めたな！と思いました。そもそもロケーションがよく見つかったな、という感じです。車をドリフトさせていい場所ってそうそうないですし。撮影は刺激的で本当に楽しかったです」と振り返る。

「女の子がほぼ出てこない、男同士の友情、絆的な話です」と物語をまとめる藤田は「撮影はめくるめく毎日で、過酷とか言っている暇もないほど、充実していました。車同様、主演として撮影も駆け抜けました。邦画では珍しいカーアクション、バイオレンスもあります」と観客にメッセージを送る。

「ボーダーライン」は、明日12月16日より東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋にて公開。「猫忍」の渡辺武が監督を務めた。