おぼろ駕籠
オボロカゴ
製作:1951年(日本) / 配給:松竹=松竹京都
解説 お正月興行の作品として、当時の大スターを起用して製作された作品。深川の信濃屋伝右衛門の寮で、女中が殺された。現場の状況から女中の幼なじみで、旗本の次男・小柳進之介が嫌疑をかけられる。進之介は無実を主張して逃げるが、家名を気にする身内のものたちから詰め腹を切らされようとしていた。一方、岡っ引きの亀蔵は現場で女物の紙入れを拾う。この紙入れは殺された女中と大奥に上がることを争ったライバル三沢のもの。これを知った夢覚和尚と本多内蔵介は真相の究明に乗り出す。伊藤監督の語り口は導入部の移動撮影から観客をひきつけ、緩急自在。
スタッフ |
監督:伊藤大輔 |
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キャスト |