丹下左膳(1952年)

タンゲサゼン

製作:1952年(日本) / 配給:松竹

解説 丹下左膳といえばやはり戦前の伊藤大輔監督の「シェイは丹下、名はシャゼン」という独特のセリフ回しの大河内伝次郎版にとどめを刺すわけだが、本作品は監督には時代劇に定評のある松田定次が、左膳には阪東妻三郎がそれぞれ起用されて再映画化された。莫大な埋蔵金のありかを示す地図を隠してあるという“こけ猿の茶壷”をめぐって柳生源三郎、司馬一刀斉、左膳が争奪戦を繰り広げるおなじみの話。この作品のあと1950~60年代にかけて続々と丹下左膳ものが製作された。

情報提供:ぴあ

スタッフ

監督:松田定次

キャスト

阪東妻三郎
淡島千景
かつら五郎
三井弘次
高田浩吉