狐の呉れた赤ん坊
キツネノクレタアカンボウ
上映時間：85分 / 製作：1945年（日本） / 配給：大映京都
解説 戦後時代劇の幕開けを飾った作品。GHQは日本の時代劇に顕著な“封建道徳”の表現を抑えるよう指示、その結果、このような明るい人情喜劇ができあがった。大井川の川越え人足・張子の寅は乱暴者だがお人好し。街道筋に狐が出ると聞き、退治してやろうと出かけて行くと、そこには赤ん坊が寝ている。寅はこの赤ん坊を育てるハメになるが、実はこの捨て子、ある大名の妾の子であった……。子育てと別れのストーリーはチャップリンの「キッド」を思わせる。主演の阪妻の戦後第1作。1971年に勝新太郎主演のリメイク版がつくられた。当時、脂ののりきっていた丸根賛太郎の傑作。DVDは「阪東妻三郎傑作選 DVD-BOX」に収録。
情報提供：ぴあ
スタッフ |
監督：丸根賛太郎 |
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キャスト |
