
キセル
カクバリズム
京都府出身の辻村豪文(Vo, G)と辻村友晴(Vo, B, musical saw)による兄弟ユニット。1999年に結成し、カセットMTR、リズムボックス、サンプラー、ミュージカルソウなどを使用した浮遊感のある音楽性で注目される。2001年にアルバム「夢」でメジャーデビュー。2005年に発売したベストアルバム「タワー」には選曲者として村上隆、佐野史郎、しりあがり寿、細野晴臣、YUKIらが参加し話題に。2006年にカクバリズムに移籍。2008年に「magic hour」、2010年に「凪」、2014年に「明るい幻」、2017年に「The Blue Hour」といったオリジナルアルバムを発表。2019年には2枚組ベストアルバム「Kicell's Best 2008-2019」をリリースした。結成25周年を迎えた2024年は「春隣」「ぐるりと回ってまた始めから」という2本のツアーを開催し、年末にはシングル「縁歌」を発表。2025年4月に約7年ぶりとなるフルアルバム「観天望気」をリリースした。