第2回コミナタ漫研レポート(ゲスト:水城せとな)【1/5】
去る11月23日、コミックナタリーが主催する「コミナタ漫研~マンガ家に聞く、同業者の気になる仕事」の第2回が、有楽町のドコモスマートフォンラウンジにて開催された。このイベントでは現役のマンガ家が、いまもっとも注目している連載マンガをプロ目線で紹介・分析していく。聞き手はコミックナタリー編集長の唐木元。第1回の森薫に続くゲストは、「失恋ショコラティエ」で知られる水城せとな。水城が「いまもっとも注目しているマンガ」として挙げたのは、月刊コミック電撃大王(アスキー・メディアワークス)にて連載中の相田裕「GUNSLINGER GIRL」だった。またサブテキストには久米田康治「さよなら絶望先生」をセレクト。この2冊をどう読んだのかを語ってくれた。唐木元 今日はなにやらお隣の国でドンパチが始まってしまいまして、大事になって中止になったりしないかとヒヤヒヤしていたんですが、おかげさまで無事始まりましたコミナタ漫研第2回。今宵のゲストは水城せとな先生です。水城せとな 水城です。よろしくお願いします。唐木 今回水城さんにどのマンガがいまいちばんのお気に入りですか? ってお訊きしたら、出てきたのが「ガンスリ」。正式名称で言い直しましょう、相田裕先生の「GUNSLINGER GIRL」でした。このチョイス、けっこう意外で。