黒鉄ヒロシが雅な「伊勢物語」読み解く、ビッコミ読み切り

「赤兵衛」の黒鉄ヒロシによる読み切り「伊勢物語」が、本日2月9日に発売されたビッグコミック4号（小学館）に掲載されている。

「伊勢物語」は、平安の風流人・在原業平の半生を描いたとされる歌物語。黒鉄は雅に描かれた「伊勢物語」をコミカルに読み解き、現代人にもわかりやすい表現へと置き換えた。なお今号の読み切りでは「かきつばたの段」を題材としているが、3月27日には「伊勢物語」全段を描き下ろした単行本が発売される。この単行本は、古典文学を様々なマンガ家がコミカライズする「マンガ古典文学シリーズ」の1つ。

「マンガ古典文学シリーズ」の第1弾は、2月27日に発売される里中満智子「古事記〈壱〉」。その後も水木しげるの「方丈記」、花村えい子の「源氏物語」、長谷川法世の「徒然草」、牧美也子の「かげろふの日記」、池田理代子の「竹取物語」などが発売される予定だ。