明日12月5日から29日まで、同会場で開催される「アニメーション 呪術廻戦展『懐玉・玉折』『渋谷事変』」。作中のシーンをイメージした展示、貴重な原画や絵コンテ、設定資料などの制作資料など、TVアニメ第2期「懐玉・玉折」「渋谷事変」の世界を多角的に体験できる展示が多数用意された。またキービジュアルや描き下ろしイラストを使用したグッズも販売される。
展示の最初を飾るのは、虎杖悠仁の等身大フィギュア。黒閃のポーズで力強い眼差しを向ける虎杖が、来場者を迎え入れる。続く「懐玉・玉折」エリアでは、ブルーを基調とした会場内を原画や絵コンテ、設定資料の数々が飾り、五条悟と夏油傑がバスケを楽しむシーンを再現したコーナーも。さらに高専の教室を再現したフォトスポットには、五条や夏油ら5人の等身大パネルも設置された。
そして展示は「懐玉・玉折」エリアとは一変し、薄暗い「渋谷事変」エリアへと突入。駅の改札を模した入口を抜けると、再び原画や絵コンテ、設定資料が並ぶ。また宿儺と漏瑚戦に登場する隕石のオブジェの展示や、大画面で「渋谷事変」の映像が楽しめるシアターエリア、総勢9キャラクターが壁一面に並ぶフォトスポットなどが登場し、作品を追体験できる。展示の最後はアニメシリーズの5周年を記念したエリアで、歴代のキービジュアルやパッケージのジャケットなどが一覧できる。
内覧会には虎杖役の
展覧会の描き下ろしイラストについては、「虎杖と五条の手の形がそれぞれのパーソナリティを現していてる」と述べる榎木。人差し指を立てる五条は「自分について来いみたいな感じが五条らしい」と話し、手のひらを広げる虎杖は「みんなで掴みに行く、チームワークのようなものを感じる」と、独自の解釈を披露した。
展示について「アニメのシーンを再現していて、温度感まで伝わってくるような、1つひとつのこだわりを感じました」とコメント。中でも線撮りと本編の原画を見比べられる展示は興味深かったと述べ、「線撮りの段階でアフレコをすることが多いので、そこから色がつくとこんなに迫力が増すんだなと」と改めて感じたという。また特におすすめの展示は、宿儺と漏瑚戦のコーナーだと言い、「火山が噴火したような隕石が落ちてたりして、その作り込みも隕石の熱を感じられて」と振り返る。また「渋谷事変」の駅を再現したコーナーも楽しんだことを明かした。
「渋谷事変」のシアターエリアでは、アフレコ時を思い出したという榎木。「1人でしゃべるシーンだったので、1人で収録したんですけど、そのときのスタジオの孤独な感じとかを思い出しましたね」と、つらいシーンだったと振り返る。来年1月から始まるアニメ3期「死滅回遊」に向けては、「原画を見ているだけでもストーリーを思い出せると思うので、その流れから『死滅回遊』を観ていただくと、より楽しんでいただけるのでは」と語った。
さらに会場で販売されるグッズについて、榎木は「宿儺の指風お菓子」を薦める。「ちゃんと指が10個入ってるので、1日1本食べていただければあなたも宿儺になれる!なりたい人がいるかはちょっとあれなんですけれども(笑)」と変わったグッズもアピール。最後は「すごく作り込まれていて、制作者の方の『呪術廻戦』に対する愛情と理解が感じられました。ファンの方には楽しめる展覧会だと思いますので、ぜひお越しください」と語り、会見を締めくくった。
「アニメーション 呪術廻戦展『懐玉・玉折』『渋谷事変』」
会期:2025年12月5日(金)~12月29日(月)
時間:10:00~19:00(12月5日、6日、7日、13日、14日、20日、21日、27日、28日は20:00まで、入場は各日閉場の30分前まで
会場:東京都 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル4F 展示ホールA
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