“凱旋”となる「ENCORE」
「ギヴン展 -given exhibition- ENCORE」は、2024年に東京・大阪・京都・神奈川、2025年に福岡で開催された「ギヴン展 -given exhibition-」をバージョンアップさせたもの。「ギヴン展 -given exhibition-」は、海を渡って韓国・香港・台北を巡り、国内外で大きな反響を呼んだ。
“凱旋”となる今回の「ENCORE」では、佐藤真冬、上ノ山立夏、中山春樹、梶秋彦、鹿島柊、八木玄純、村田雨月にフォーカスした複製原画やカラーイラストに加え、アニメ「ギヴン」、「映画 ギヴン」「映画 ギヴン 柊mix」「映画 ギヴン 海へ」の場面カットと原画などを通して、作品の世界観に没入することができる。さらに10年後のエピソードを描いた「ギヴン 10th mix」の展示も楽しめる。
ライブハウスにいるような臨場感
原画展は、階段に寝転がる真冬のパネルからスタート。各キャラクターにフォーカスした展示では、壁などにちりばめられた印象的なセリフやコマが、真冬と立夏、春樹と秋彦、柊と玄純、雨月のこれまでの歩みを物語る。中盤には、横浜会場から追加された真冬の下駄箱と、そこに置かれたクシャクシャのsyhのライブチケットを再現したスポットが登場。立夏、そして柊が、ライブで真冬に“贈りもの”を届けようとする過程が丁寧に表現されている。
さらにその先には、ライブ会場を模したスペースが出現。「映画 ギヴン 海へ」から「海へ」、「冬のはなし」の“ENCORE ver.”のライブシーンが、巨大なスクリーンに映し出される。曲調によって変化する照明の演出も相まって、まるで観客の1人になったかのような臨場感が味わえる。
立夏と真冬が一緒に暮らすマンションの一室を再現
“ライブ会場”を抜けると、真冬と由紀にスポットを当てたコーナーが現れる。その先で来場者を待ち受けるのが、「10th mix」の展示だ。エリア内には、一緒に暮らす立夏と真冬のマンションの一室が再現されている。またその先には、「『ギヴン 10th mix』つながるBIGアクリルスタンド」をベースにした、真冬と立夏の10年後の等身大立像フィギュアを設置。立夏のギターには、毛玉のステッカーが貼られているなど、細部へのこだわりも見どころの1つだ。
最後を締めくくる物販コーナーでは、新商品として「『ギヴン 10th mix』つながるBIGアクリルスタンド」や、「ARアクリルスタンド」などを展開。「ARアクリルスタンド」は、専用アプリ「エフェクトメイト」を使用して、スマートフォンをアクリルスタンドにかざすと、画面上で新規録り下ろしボイスを含むARコンテンツが立ち上がる。
「ギヴン展 -given exhibition- ENCORE」は、東京のほか大阪を巡回。大阪では12月19日から2026年1月19日までアニメイト大阪日本橋別館3階のSpace Gratusで実施される。
キヅナツキのほかの記事
関連人物
コミックナタリー @comic_natalie
【イベントレポート】凱旋「ギヴン展」、真冬&立夏が一緒に暮らすマンションの一室を再現(写真11枚)
https://t.co/C0R62qW0aK
#ギヴン展 https://t.co/dxJ344knMY