この特集は、あらゐ原作のTVアニメ「
ユリイカ2025年9月号 特集=あらゐけいいち -『日常』『CITY』『雨宮さん』……(非)日常を空想するマンガ-
目次
対談
- 「楽しい『街』をつくりだす」あらゐけいいち×石立太一
あらゐけいいちスタンダード
- 「縦を横へのジレッタ──あらゐけいいちと『マンガの再発明』」三輪健太朗
- 「どうして物語ははじまっているのか──『Helvetica Standard』から考える」中田健太郎
「面白さ」を受け止める
- 「街のひとりを演じて」小松未可子
- 「非日常の日常の日」青柳菜摘
ロングインタビュー
- 「創作行路」あらゐけいいち、聞き手=ばるぼら
ヒマラヤイルカがやってきた
- 「あらゐけいいちの原風景──現実と幻影のあはひ」ひろちゃん×あらゐけいいち
- 「二〇〇九年六月二三日のあらゐけいいち」吉田雄平
- 「たまに見る背中」さわだ
- 「い」平山軽
イラストギャラリー①
- 「あらゐさんの口グセ」大沖
- 「OLD CITY」TAGRO
- 「あらゐさんについて」今井哲也
- 「あらゐけいいち先生との思い出」
亀井薄雪 - 「安中さん」阿部共実
- 「あらゐけいいちファンの皆さんこんにちは、あらゐけいいちファンのハトポポコです。」
ハトポポコ
再録
- 「はね」あらゐけいいち
日常を照射する
- 「なの論」佐々木敦
- 「眩しき暴発、または『日常』における日常について」森田直子
- 「アニメーションはめくることができるか──『日常』における「ページ」のアダプテーション」陰山涼
協働の思い出
- 「The more you read, the more you creata.」小林和史
- 「僕の知っているあらゐけいいちさん」倉敷保雄
あらゐけいいちの位置と距離
- 「キャラ、コマ、共有素──『CITY』と見失われたウッドキューブ」泉信行
- 「きみ」と「ぼく」の間にある『途方も無い距離』は、ただの『一歩』に過ぎない──あらゐのファンアートと交わらない平行線のレトリック」足立加勇
- 「オタクスタンダード絵について考えるために──『日常』における白い背景とあらゐけいいちのキャラクターデザインをめぐって」塚田優
イラストギャラリー②
- 「浮かぶ直方体」茶んた
- 「日常に感謝の日常」可哀想に!
- 「邂逅」くまおり純
- 「“おかし”な日常」田中達也
- 「グリコ」ネリ夫
その空想がつなぐもの
- 「Like a song」
Daoko - 「ひねくれてギャグに悩んで最上川」品田遊
創作の相互作用
- 「日常系、それでもなお──アニメ『日常』について」さやわか
- 「マンガ家が作ったアニメーション作品はアニメ版とどのような関係にあるのか」小松祐美
- 「日常的実践のエゴイズム──アニメ『日常』をめぐるファン創作について」namahoge
「なんか好き」の読み解き方
- 「なんかいいな」ゆこぴ
- 「はじめまして、当惑」のもとしゅうへい
- 「『CITY』という揺らがない妄想」永田泰大
想像と創造と応答
- 「洋食マカベで呑む方法──アイテムのリアリティ水準の操作をめぐって」團康晃
- 「街(CITY)で考現学する者/考現学者を生む街(CITY)──あらゐけいいち『CITY』を考現学的に読み直す」イトウユウ
- 「あらゐけいいち『日常』に見るポスト・ヒューマニズムの展望──脱人間中心主義が拓く異種共生の新たな日常」大澤幸
- 「世界の肯定としてのフェティシズム──キャラクターとともにモノを享受することから」松浦優
資料
- 「あらゐけいいち主要作品解題」平山軽
忘れられぬ人々*47
- 「故旧哀傷・水上勉・富岡多恵子など」中村稔
詩
- 「unfold」青野暦
今月の作品
- 「村沫瞳・角朋美・河合遼太郎・冷泉秋夏・荻野薫」選=井坂洋子
われ発見せり
- 「べつにそうじゃなくてもよかった。けど、そうでしかない」工藤源也
表紙・目次・扉:北岡誠吾
表紙・特集扉・インタビュー扉イラスト:あらゐけいいち
NPTN @NPTN_NPTN
あらゐけいいち特集がユリイカで、「CITY THE ANIMATION」石立太一監督と対談
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