7月11日より全国56館の劇場で再上映されている「劇場版カードキャプターさくら 封印されたカード」と同時上映の短編アニメ「ケロちゃんにおまかせ!」。上映後の舞台挨拶には木之本桜役の
お気に入りのシーンの話題ではくまいが「一番のお気に入りといえば……ね」ともったいぶりながら、桜が小狼のもとへ飛び込むラストシーンをあげる。さらに桜の本編最後の一言を丹下におねだりする。本気で恥ずかしがる丹下を観客が拍手で盛り上げ、くまいの小狼のセリフに続き「大好き!」という桜のセリフを丹下が披露すると、くまいは「キター!」と絶叫。客席からも大きな拍手が沸き起こった。
丹下はラストシーンは「もちろん一番」としながら、本編で何度も描かれる思いを伝えようとする桜と小狼のドキドキのやり取りが好きだと明かす。いざというところで邪魔が入るこのやり取りに「最初は小狼くんも桜と同じように照れてくれていたのに、だんだん回を重ねるごとにスンとした表情になっていって(笑)。邪魔が入るのを悟っているように見えてきた(笑)」と小狼の表情の変化を指摘し、客席からも同意するように笑い声が漏れていた。さらに丹下は「4カ月待たせるってどうよって個人的には思うんですけど(笑)」と小狼の告白に長期間返事をしなかった桜の態度が気になる様子。一方でくまいは「告白してすぐ帰るなって感じですよ」と小狼にも問題があったのではと指摘し、笑わせた。
さらに具体的なシーンの話題は続き、くまいは倒れた砂糖のポットを起こそうとして桜と小狼の手が思わず触れ合ってしまう場面に言及。「観ている方が赤面するよ!」と初々しい2人のやり取りを興奮気味に語ると、観客も大きく頷いていた。また今作で最後まで桜に立ちはだかるナッシングのカードについて、終盤で桜とナッシングが会話するシーンではッシング役の坂本真綾と丹下の声が重ねられていると、くまいが明かし観客から驚きの声があがっていた。
イベント終盤には監督を務めた浅香守生からのメッセージが代読される場面も。浅香監督は制作のために模型を作ったり、高所恐怖症なのに何度も遊園地へロケハンに行ったりした当時の思い出を振り返りつつ、この劇場へ足を運んでくれたファンに感謝の言葉を贈った。
最後の挨拶ではくまいが「25年前にご覧になった方も、本日初めてご覧になった方もぜひ末永く、このふんわりとした温かい作品をこよなく愛し続けてくれるとうれしいです」と思いを伝える。続く丹下は観客に聞きたいことがあると切り出し、「映画を見た感想を一言で言うとなんですか?」と観客席へ質問を投げかける。丹下の「せーの」に続き、「大好き!」などさまざまな声が飛び交うと、丹下が「私も大好き!」と返しイベントを締めくくった。
浅香守生(監督)コメント
「劇場版さくら 封印されたカード」公開25周年リバイバル上映にご来場くださいましてありがとうございます。
今作は劇場版2作目にして、TVシリーズの続きのお話として制作されました。
お話は続きなのですが、作業はTV最終回と同時進行だったので大変だった記憶があります。
今回の舞台は都内数カ所の遊園地をロケハンしています。
高所恐怖症の私は何度も観覧車に乗せられ、アニメ制作の過酷さを痛感しました(T_T)
ミラーハウスのシーンでは、ミニチュアを作り、その中でフィギュアを移動させて作画の参考にしたりしています(^_^)♪
今みると古く見えてしまう映像もあるかと思いますが、初めてご覧になる方も久しぶりの方も、
25年経ってなお劇場に来てくださる皆様に感謝を込めて、どうかこの思い出深い作品を存分に楽しんでください。
「劇場版カードキャプターさくら 封印されたカード」
スタッフ
原作:
監督:浅香守生
脚本:大川七瀬
ゲストキャラクターデザイン原案&コスチュームデザイン:CLAMP
総作画監督:阿部 恒
美術監督:池田祐二
撮影監督:白井久男
音響監督:三間雅文
色彩設定:勝沼まどか
編集:尾形治敏
音楽:根岸貴幸
制作:マッドハウス
製作協力:アンバーフィルムワークス
キャスト
木之本桜:
李小狼:
ケルベロス:久川 綾、小野坂昌也
月城雪兎 / 月(ユエ):緒方恵美
大道寺知世:岩男潤子
木之本桃矢:関智一
李 苺鈴:ゆかな
観月歌帆:篠原恵美
柊沢エリオル:佐々木望
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大好き…!❤️
しかし、ナッシングの…知らなかった😲
前回のリバイバル(2018年?)は舞台挨拶観に行っていたり😉
ここ数年はイベント当たってませんが、またいつかイベント参戦したい☺️生きねば https://t.co/NMyig6a52j