ロシア軍が北海道に上陸、自衛隊が迎え撃つ「小隊」コミカライズ

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砂川文次原作による柏葉比呂樹「小隊」が、本日3月21日に文藝春秋から発売された。

「小隊」(帯付き)

「小隊」(帯付き)

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元自衛官であり芥川賞作家の砂川による小説を、柏葉がコミカライズし、2024年8月から2025年1月にかけて文春オンラインで連載された「小隊」。宣戦布告もなく北海道に侵攻してきたロシア軍と、それに対する陸上自衛隊の壮絶な戦闘がいち小隊長の視点から描かれる。東京大学先端科学技術研究センター准教授の小泉悠氏は、「読みながらウクライナの戦禍に思いを馳せた。これは私たちが生きる時代を描いた21世紀の漫画だ」と推薦コメントを寄せた。

「小隊」PR動画

砂川文次(原作)コメント

陸上自衛隊 一個小隊 約30名 彼らは圧倒的なロシア地上軍を前にどう戦うのか。

この作品は、『ホンモノの戦闘』を知らない日本人が、唯一、イメージだけを武器にして現実に肉薄した、覚悟の記念碑だ

柏葉比呂樹(漫画)コメント

目と鼻の先、北海道と海を挟んでたった3.7km先にロシアが実効支配している北方領土があります。
肉眼で見えるほど近いその島々から本気の敵意が注がれたら、私たちの住む街はどうなってしまうのだろう……。
道内在住の私は、そんなことを考えながら作画に取り組みました。

担当編集者コメント

コミカライズにあたり、最も難行したのが漫画家の人選でした。作中に登場する銃器や戦車を的確に表現することのできる漫画家がなかなか見つかりません。候補者探しに1年を費やした頃、ある同人誌即売会で柏葉比呂樹先生の精緻なミリタリー・イラストレーションに出会い、「これだ!」と快哉を叫びました。自衛隊の陣地や装備、各種兵器に関しては、資料の提供を含め砂川先生に全面的に監修いただきました。その成果は──ぜひコミック『小隊』をご覧いただければと思います。

小泉悠(東京大学先端科学技術研究センター准教授)コメント

読みながらウクライナの戦禍に思いを馳せた。これは私たちが生きる時代を描いた21世紀の漫画だ。

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