異民族の少年と出会い、運命が動き出す！麒麟児と呼ばれた男を描く「朱のチーリン」

向井沙子がビッグコミック（小学館）で連載中の「朱のチーリン」1巻が、本日8月30日に発売された。

物語の舞台は古代中国・漢。その国では儒教の教えにより、人間が「人」である漢人と、「獣」と呼ばれる異民族に分けられていた。その思想に従って生きてきた名家の嫡男である姜維。彼の運命は、ある日、父の召使いである異民族の少年・姚宇と出会ったことで大きく動き出す。最初は見下していたはずの彼と過ごすうちに、儒教とは本当に正しい教えなのか、姜維は疑問を抱くようになり……。後に「麒麟児」と呼ばれた男を描く中華歴史ロマンだ。