「【推しの子】」第2期メインPV公開、OPを歌うGEMNは中島健人とキタニタツヤ

赤坂アカ・横槍メンゴ原作によるTVアニメ「【推しの子】」第2期のメインPV第2弾が公開された。

これは本日6月30日に開催されたTVアニメ「【推しの子】」第2期の第1話先行上映会で発表された情報。PVには人気マンガ「東京ブレイド」の舞台稽古が始まり、かなの才能にライバル心を燃やすあかねの姿などが切り取られた。また、PV内では羊文学が歌うエンディング主題歌「Burning」の一部を聴くことができる。

また、オープニング主題歌「ファタール」を歌うアーティスト・GEMNが、中島健人とキタニタツヤによるユニットであることが発表された。これまで「ファタール」のTVサイズ歌詞画像や赤坂と横槍のライナーノーツは公開されていたが、本日GEMNとしての中島とキタニのアーティスト写真と両名によるライナーノーツも解禁された。「ファタール」は7月4日に先行配信がスタートする。GEMNと羊文学のコメントを収めた映像も到着した。

TVアニメ「【推しの子】」第2期メインPV第2弾

TVアニメ「【推しの子】」第2期オープニング主題歌担当・GEMNコメント映像

TVアニメ「【推しの子】」第2期エンディング主題歌担当・羊文学コメント映像

中島健人のライナーノーツ

「ファタール」は“光に憧れてしまった影の物語”だと思う。
「アイドル」そして【推しの子】に出会ったあの日。
幼少期の頃から、誰かに焦がれ、憧れ続け
「1番になりたい」と今の今も思い続けている僕に完璧と究極を教えてくれたアイ。
様々な決断が重なった直後に
突如、この機会が訪れたのは“真実”
アイがくれた言葉を大切に“アイドル”として走り続けている時間の末にこの舞台に出逢った。
キタニタツヤさんとお互いの人生の歴史を開示しあった時に、共鳴する部分がとても多かった。
2人でこの曲を創り上げられたこと、“GEMN”の誕生を誇りに思う。
「ファタール」はアクアたちの歌でもあり
僕らGEMNの歌でもある。
ただ1つの“アイ”を信じられるだけで、
信じてもらえるだけで僕は前にさらに力強く前に進める気がする。
運命的なアイを、この夏はあなたに届けたい。
完璧で究極なアイを。

キタニタツヤのライナーノーツ

喪失の経験、承認に対する過剰な飢餓感、自身の外部の特定の事物への依存傾向など、なんらかの「“私”にまつわる致命的な欠落」を抱え、その欠落をも利用して自己実現のエネルギーに変えるために「モノやコトを創る/それを人前に立って発表する」道を選んでしまったこと。
アクアとルビー、舞台に立つ俳優たちやクリエイターたち、GEMNを名乗る僕たち二人、それにおそらく星野アイまでもが共通して持
っているであろう歪みがそれですが、その歪みこそが煌めきの源泉であると【推しの子】は教えてくれました。
「ファタール」は、人生を狂わせてくれたものへのラブソングとして作りました。楽しんでいただけますように！