「神之塔」内田雄馬が王野成から大切なこと学ぶ「どんなことにもその姿勢は大事」

SIU原作によるTVアニメ「神之塔 -Tower of God-」のステージイベントが、去る3月23日に「AnimeJapan 2024」内のバンダイナムコグループブースで開催され、、夜/ビオレ役の市川太一、王野成役の内田雄馬、蓮梨花役の渡部紗弓、ラヘル役の早見沙織が登壇した。

「神之塔 -Tower of God-」は頂上へ到達すると欲しいものがなんでも手に入るという塔を舞台に描かれる冒険ファンタジー。7月から放送されるアニメ第2期では、原作でも人気のエピソード「王子の帰還」「工房戦」が展開される。

第1期を振り返るミニコーナー「今からでも間に合う！ピックアップ 1st SEASON！」では、第1話の夜とラヘルのシーンを最初に紹介。ラヘルが選別者として、塔に入って行く場面が映し出されると「いろんなことをラへルから教えてもらったんですよね」と、市川が懐かしみながら話す。内田は「このシーンだけ見ると、キラキラした青春っぽい話なのかなと思っちゃいますね」と意味深げな笑みを浮かべ、これからの過酷な運命を匂わせていた。

2つ目は王冠を守り抜くというクラウンゲームのシーンから、夜が塔を登った目的であるラヘルと邂逅を果たすシーン。ここでは、ラヘルがミッシェル・ライトと名乗り、ローブを深くかぶった謎の人物として登場した。最後は、そのラヘルが夜を突き落とす衝撃的なシーンをピックアップ。まだ第1期を観てない人に配慮しながらも、早見は「ずっと夜がラヘルを信じてくれていたんですけど、ラヘルはここで夜を裏切ってしまうんですよね」と胸が苦しくなる展開になっているとことを伝えた。

続いてトークは第2期の話題に移る。内田演じる王野成は、「王子の帰還」の主人公。内田は「彼はパッションが強く、周りを巻き込みながらも色んな渦を巻き起こし、王野を中心に色んな物語が進んでいきます」と王野の魅力をアピールした。王野役には数年前にオーディションで決まったそうで、現在も進んでいる収録を楽しみにしていたと心境を語る。王野と自身の似ている所を問われると、「ここだというときに、どんなに無様でも、とにかくやってみるぞ！というエネルギーを持っています。似ているというより、どんなことにもその姿勢は大事だなと思いました」と役から大切なことを学んだことを明かした。

渡部演じる蓮梨花は、十家門の1つの名家である蓮家出身で、誇り高きエリートのお嬢様。王野とともに重要なキャラクターの1人である蓮について渡部は「エリート意識を強く持っているのですが、まだ未熟な部分もあり、物語を通じて成長していくところが注目です」と話し、続けて「蓮梨花はずっと怒っていると思われているのですが、最近素直になれないところが魅力的だねと言われることが増えきたのもうれしいです」と語った。

第1期まで夜を演じていた市川は、第2期ではジュ・ビオレ・グレイスとして登場。ビオレは、長く伸ばした黒髪と琥珀色の瞳を持った美少年で、20階の試験場に彗星のごとく現れ、暗く静かな性格には似つかわしくない圧倒的な力を見せつける。謎の多いビオレについて、市川は「どこまでお話ししていいか難しいです」としながらも、「とても大きな使命を背負わされた少年で、多くは語らず行動で示すキャラクターです」と魅力を話した。

イベントでは、新キャラクターやティザーPV、さらにオープニングテーマ・エンディングテーマをNiziUが担当することも発表に。数々の新情報に興奮冷めやらぬ中、内田は「第1期もどんでん返しなことが多数あった中で、第2期ではさらに熱量を増して、いろんな出来事が待ってますので、皆さまに楽しんでいただけるとうれしいです」とメッセージを贈った。市川は「原作のいちファンとして、第2期から参加するキャラクターたちは魅力的なキャラクターが多く、声優さんがピッタリなので、それも楽しみにして待っていてください！」と熱い思いを語ってイベントを締めくくった。

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