黒沢ともよ「ゆるキャン△」イベントのゆるい空気感じ「大きな自信になりました！」

あfろ原作によるTVアニメ「ゆるキャン△ SEASON3」のステージイベントが、本日3月23日に「AnimeJapan 2024」内で開催。各務原なでしこ役の花守ゆみり、志摩リン役の東山奈央、土岐綾乃役の黒沢ともよが登壇した。

4月4日に放送開始の「ゆるキャン△ SEASON3」。2022年公開の「映画 ゆるキャン△」を経て、花守と黒沢が高校生のなでしことリンに声を当てるのは約3年ぶりとなる。一度大人になった彼女たちを演じていたが、2人はスムーズに高校生を演じられたことを喜んだ。また「SEASON3」からはアニメーション制作がC-Stationからエイトビットに変わったものの、丁寧な引き継ぎ作業が行われたことで、キャスト陣を安心させたそう。東山は「俺たちが観たかった『ゆるキャン△』がここに詰まってるんだ！と思ったので、安心してたゆたっていただきたいです」とファンに語りかけた。

イベントでは「SEASON3」の予告映像を上映。予告映像を見た黒沢は、なでしこらがみずみずしく描かれている点と、「ゆるキャン△ 」シリーズが小さな日常を描く作品であり、キャラクターの何気ない仕草がかわいらしく描写されている点を称賛した。

「SEASON3」放送を間近に控え、これまでの「ゆるキャン△」シリーズをおさらいしていく。物語はなでしこが静岡から山梨へと引っ越してくる場面から始まるため、なでしこの静岡時代の友人である綾乃を演じた黒沢は、綾乃を忘れないよう重々しい口調で花守に語りかけて笑わせた。改めて自分となでしこの共通点を問われた花守は、行動力の高さを挙げる。「今日みたいに1日イベントをやって翌日お休みをいただいても、休んでいられなくて旅に出ちゃって、疲れて帰ってくることがありますね……」と明かし、なでしこさながらのアクティブさで東山たちを驚かせた。

振り返りパートではこのほか、花守たちが野外活動サークルの部室の狭さに疑問を呈する場面や、黒沢が「SEASON2」で綾乃が初登場したシーンに自身の高校生時代を重ねる姿も。また第1シーズンである「ゆるキャン△」ではなでしことリンが仲良くなるところまでをゴールに掲げていたため、東山が京極義昭監督とともになでしことリンが距離を縮めていく過程を逆算して演じていたことを明かした。

ステージに登場した当初からオープニングテーマ「レイドバックジャーニー」を担当するアーティスト・キミのねをもじって、“ハナのわ”を名乗り続けるなど終始ご機嫌な様子だった黒沢。「ゆるキャン△」のイベントに流れるおだやかな空気を体感し、「こんなにゆるくていいんだということで、大きな自信になりました！ 楽しかったです！」と満面の笑みでステージ袖に消えて行った。

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