柏屋コッコ「蜜と毒～逆恨みの復讐」ドラマ化、入来茉里と白石隼也が夫婦役でW不倫

柏屋コッコ「蜜と毒～逆恨みの復讐」のドラマ化が決定。入来茉里と白石隼也がダブル主演を務め、「蜜と毒」のタイトルでBSテレ東ほかにて2024年1月10日から放送される。

「蜜と毒～逆恨みの復讐」は、仕事熱心な夫を支えるよき妻でありながら、夫の不倫に気づいてしまい、自身も社内の後輩と不倫してしまう小坂マチコを軸に描かれるサスペンス。マチコはパート先の女性社員からは疎まれながらも、後輩・大塚のフォローを得つつ、仕事も家庭も順調だと思っていた。しかし、彼女の周辺で不可解なことが起こり始め……。ドラマではマチコ役を入来、マチコの夫で若い女性と不倫関係を持つ亮平役を白石が演じる。

連続ドラマ初主演となる入来は「不倫という行為が巻き起こす予測不能な展開にハラハラしながら一気に読みました」と原作を読んだ感想を伝え、「思い入れの強い作品になると思いますし、題材的にも体当たりで挑む期間になるだろうと、撮影がとても楽しみです」と意気込みを述べる。白石は「なんと恐ろしい脚本。愛という美しい言葉を建前に、四人の男女が自らの欲望を叶える愛憎劇です。愛というのは、ときに美しくときに醜いものなのかもしれません」とコメントを寄せた。

柏屋からはコメントも到着。「本当に自由に描かせて頂いたこの作品。表現とストーリーがどぎついので、映像化は無理だと思っていました。なので、驚きと喜びと感謝の気持ちで一杯です。どうもありがとうございます！」と喜びを語った。

柏屋コッココメント

この作品がドラマ放映される2024年は、私の漫画家生活35周年に入ります。
勝手にお祝いのように感じています。
本当に自由に描かせて頂いたこの作品。
表現とストーリーがどぎついので、映像化は無理だと思っていました。
なので、驚きと喜びと感謝の気持ちで一杯です。どうもありがとうございます！
豪華キャストの皆さまが、あのキャラ達をどの様に演じてくれるのか、今からとても楽しみにしています。
たくさんの方々に興味を持って頂き、観て頂けたら幸いです。

入来茉里（小坂マチコ役）コメント

お話を頂いて原作を読み、不倫という行為が巻き起こす予測不能な展開にハラハラしながら一気に読みました。
私にとっては今作品が連続ドラマでの初主演作品になります。
思い入れの強い作品になると思いますし、題材的にも体当たりで挑む期間になるだろうと、撮影がとても楽しみです。
翻弄されるマチコが求める幸せの形と決断の日々を、緊張感を持って演じていきたいと思いますが、皆さんにはドラマの展開を楽しんで笑って見て頂きたいです。
不倫の先にあるものとは…ぜひご覧ください。

白石隼也（小坂亮平役）コメント

なんと恐ろしい脚本。
愛という美しい言葉を建前に、四人の男女が自らの欲望を叶える愛憎劇です。愛というのは、ときに美しくときに醜いものなのかもしれません。そんな恋愛はドラマの中だけにとどめましょう。
是非、お楽しみください。

小林教子（テレビ東京プロデューサー）コメント

きれいな花には蜜があるけど、毒もある。今年のまだ暑い頃、原作40巻を一気に読ませていただきました。
登場人物のキレっぷり、自分の想いに忠実に突っ走る潔さに爽快感すら感じました。
全10話にまとめるにあたり、不倫する側される側四人に凝縮させました。より濃密に、疾走感は増したのではないでしょうか。
どのようなめくるめく世界が繰り広げられるか、撮影はこれからなので、とても楽しみです。