性犯罪の被害者と加害者の弟が再会、ひの宙子の短編集「やがて明日に至る蝉」

2

68

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 14 54
  • 0 シェア

ひの宙子の短編集「やがて明日に至る蝉」が発売された。

「やがて明日に至る蝉」

「やがて明日に至る蝉」

大きなサイズで見る(全8件)

表題作「やがて明日に至る蝉」は小学生の頃、友達の兄から性被害を受けた女子・ゆうひが主人公。それを機に帯広から札幌に引っ越したゆうひが中学2年生になったとき、加害者の弟・遥斗が転校生として同じクラスにやってくる。今になって当時の事実を知った遥斗は、ゆうひにあることを言い出し……。そのほか兄が寝ている父に包丁を向けているところを妹が目撃してしまう「折って切らない。」、男子大学生のもとに同じアパートの女が大量のホタテを抱えて訪ねてくるところから始まる「ホタテガイの女」とその続編「タラバガニの男」が収録された。

5月24日まで、ひのの直筆サイン入り色校が抽選で当たるTwitterキャンペーンを開催中。欲しい人は同作が発表されたフィール・ヤング(祥伝社)の公式アカウントをフォローし、ハッシュタグ「#やがて明日に至る蝉」を付けてお気に入りのシーンの画像とともに作品の感想を投稿しよう。また同作の発売を記念し、ひののインタビューもWebで公開されている。

この記事の画像(全8件)

全文を表示

※記事初出時、キャラクター名に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。

読者の反応

  • 2

リブロ @libro_jp

性犯罪の被害者と加害者の弟が再会、ひの宙子の短編集「やがて明日に至る蝉」 https://t.co/dGhznF5vjA

ひの宙子『やがて明日に至る蝉』祥伝社/フィールコミックスswing

コメントを読む(2件)

リンク

関連商品

このページは株式会社ナターシャのコミックナタリー編集部が作成・配信しています。

コミックナタリーでは国内のマンガ・アニメに関する最新ニュースを毎日更新!毎日発売される単行本のリストや新刊情報、売上ランキング、マンガ家・声優・アニメ監督の話題まで、幅広い情報をお届けします。