「山田999」第1話に加隈亜衣「観終えたあと、山田の女、山田の男になっているはず」

ましろ原作によるTVアニメ「山田くんとLv999の恋をする」のステージイベントが、本日3月25日に東京・東京ビッグサイトで開催中の「AnimeJapan 2023」内で実施された。

4月1日にTOKYO MXほかで放送開始の「山田くんとLv999の恋をする」は、彼氏に浮気されてフラれた女子大生・茜と、プロゲーマーのイケメン男子高校生・山田が、ネットゲームで出会うことから始まる恋愛コメディ。「放送直前オフ会」と題したイベントには、茜役の水瀬いのり、山田役の内山昂輝、山田の地元の先輩・佐々木瑛太役の花江夏樹、瑛太の妹でオンラインゲームが得意な佐々木瑠奈役・加隈亜衣が登壇した。

ネットゲームがテーマの「山田くんとLv999の恋をする」。小学生の頃からネットゲームをしているという花江は、「オフ会じゃないんですけど、電話番号を教えてもらって、ネットで知り合った人の実家に電話したことがあります。ハンドルネームがアルカディアスくんっていう子だったんですけど、名前を知らないからアルカディアスくん、いますか？って連絡して。電話して初めて本名を知りました」と、作品にちなんだエピソードを明かす。これまでネットゲーム文化に触れてこなかった内山は、「オフ会が新鮮でした。こんな職業も知らない年齢も全然違う人たちとゲームを通して電話したり、実際会ってみたり。いいなあと思いますね」と率直に返答。水瀬も人と会ったことがあると言い、「好きな趣味のコミュニティで知り合った女性と、人生で初めて海外旅行に行って。結婚式にも呼んでもらったんですけど、周りが同級生だらけで私だけ居場所がなかったっていう」と振り返る。そんな水瀬に対し、加隈は「年上のお姉さんと仲よくなって、好きなアーティストのライブには一緒に行ったことがあるけど、海外はすごいね」と、驚きの表情を見せた。

次に各自の“ここが面白い注目ポイント”をフリップボードに書き、紹介するコーナーへ。水瀬は自身が演じた茜によるさまざまな山田の呼び方を挙げ、「球切れになりそうになりながら、次はどうやって山田を呼ぼうと一生懸命アフレコしたので、ぜひ皆さんにも楽しんで聞いてほしいです」とアピールした。続く加隈も「山田」と回答。その理由を「クールでしゃべる言葉も少なくて、5分くらいこっちがしゃべったあとにひと言で返されるみたいな。メンタルズタズタにやられる、そんな奴と恋愛できるのかって最初思ってたんですけど、第1話を観て、すさまじい威力を彼は持っているなと。第1話が終わった頃には、みんなが山田の女、山田の男になってるはずです。だから恋をするのは皆さんかもしれない」と、自身の“山田愛”を訴えた。

「アイキャッチ、かわいい」と書き込んだ内山。「もちろん物語、キャラクターもすごく魅力的なんですけど、各話のサブタイトルが出るところとか、Aパートが終わったところでタイトルロゴが出るところとか、毎回すごく工夫が凝らされていて。本編以外の細かいところもアニメスタッフの遊び心が効いているので、ぜひ注目してください」と語りかけた。花江は「加隈のがんばり、こちらに注目していただきたい」とコメント。「先の話になるのでネタバレできないんですけど、『加隈さん、ありがとうね』って思うシーンが何個かあったりして。僕も兄役として、見守りながらアフレコに参加している感じです」と続けた。

最後の挨拶で加隈は「マッドハウスさんがこの春にぴったりな色鮮やかさで描いてくださっているので、ぜひ楽しみに1話1話大切に観ていただければと思います」、花江は「顔が見えないからこそある、ワクワク感ってあると思うんですよ。この作品ではそれを上手く落とし込んでいて、恋愛に発展するのかどうなのか？どうなのか？みたいな、そういうドキドキが味わえるんじゃないかなって思ってます」と気持ちを伝える。内山は「『山田のあのセリフ、期待しています』と、スタッフさんからのプレッシャーがとても強くて。困っていたんですけど、なんとかプレッシャーに打ち克って最後まで走り切りました。ご期待ください」、水瀬は「原作が面白すぎるので、自分たちの声でその面白さを引き立てることができるのかと、一生懸命奮闘しました。楽しんでいただけたらうれしいです」とそれぞれ作品への自信を覗かせ、イベントは締めくくられた。

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