「アンダーカレント」は2004年8月より月刊アフタヌーン(講談社)で発表された作品。家業を継ぎ、夫の悟と銭湯を切り盛りするかなえだったが、ある日突然悟が失踪してしまう。途方に暮れるかなえだったが、一時休業していた銭湯の営業を再開させると、そこに「働きたい」という謎の男・堀が現れる。そしてある手違いをきっかけに、堀は住み込みで働くこととなり……。映画は「愛がなんだ」「窓辺にて」の
真木は主人公のかなえ役を担当。同作の主演を務めた真木からは「しばしば役に入り込むあまり、撮影期間中はかなり辛かった事を覚えています。ショックのあまり気を失った初めての作品です」とコメントが寄せられた。また今泉監督からは「きっと真木さんにしか演じ得ない、かなえがこの映画には写っています」と信頼を感じさせるメッセージが到着した。
キャストの発表に併せて、映画のイメージビジュアルと映像が解禁。タイトル「アンダーカレント」の意味である心の“底流(アンダーカレント)”とリンクするビジュアルと映像に仕上げられた。さらに「アンダーカレント」と、豊田にとって初めての短編集「ゴーグル」がコミックDAYS、U-NEXTほか各電子書店で配信される運びとなった。
真木よう子(関口かなえ役)コメント
原作をかなり前に読んでいて、この作品を映画で表現できたらと思うことがあり、まさか本当に映画化され、自分にオファーをいただけるとは驚きました。
大好きな原作だったので、断る理由がありませんでした。
今泉さんは、彼の中でもう既に絵を描いているタイプの監督なので、そのような方には信頼し、全てお任せするようにしています。
普段は監督と相談したり等しますが、今回それはしないようにしました。
私は、しばしば役に入り込むあまり、撮影期間中はかなり辛かった事を覚えています。
ショックのあまり気を失った初めての作品です。
どうか映画館にて見届けて頂けたら幸いです。
今泉力哉(監督)コメント
真木よう子さんとご一緒できたこと、とても光栄でした。真木さんは、かなえを演じるにあたって、日々、真剣に、深く、そこにいてくれました。銭湯での撮影時に、私が現場で脚本を手にして迷っていると、誰かが背後から私の肩にふっと手を置いて励ましてくれて。振り返ると、それは真木さんの手でした。なんと心強かったことか。きっと真木さんにしか演じ得ない、かなえがこの映画には写っています。本当にこの映画が必要な人に、その悩みを知る人
に、この映画が届きますように。
今泉力哉
映画「アンダーカレント」
2023年秋公開
スタッフ
出演:
監督:
脚本:澤井香織、今泉力哉
原作:
製作幹事:ジョーカーフィルムズ、朝日新聞社
企画・製作プロダクション:ジョーカーフィルムズ
配給:KADOKAWA
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