「アトムキャット」は「鉄腕アトム」を手塚自らが晩年にパロディ化した作品。37年の時を経てフルリメイクされ、手塚作品では初となる児童書化が実現した。「鉄腕アトム」に憧れる少年と、アトムそっくりの心優しい勇敢な猫を軸としたストーリーが描かれる。絵・文は絵本作家・やまもとしんじが手がけた。併せて、手塚プロダクション取締役・手塚るみ子からはコメントが到着している。
手塚るみ子(手塚プロダクション取締役)コメント
心やさしい少年と拾われた子猫アトムの心あたたまる友情物語…かと思いきや?!
奇想天外なSF的発想によってスーパーニャンコ・アトムキャットの活劇物語!!!
37年前に描かれた実に手塚治虫らしいユーモラスでチャーミングな作品ですが、令和の時代にあらためてやまもとしんじさんの手によって絵本へとリフレッシュされました。
小さなお子さんはもちろん、アトム世代の大人まで楽しんでいただける一冊かと思います。
どんな時代になろうとも、人間と動物が、人間とロボットが、思いやって共存していられる地球であれ。
そんな手塚治虫の願いごと読者の皆さんへ届けられることを期待しています。
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不破雷蔵@毎日更新ガベージニュース管理人 @Fuwarin
手塚治虫「アトムキャット」をフルリメイク、37年の時を経て児童書として復活(コメントあり) https://t.co/HtpYPNyaQj