「作りたい女と食べたい女」が同性婚法制化実現に向けチャリティプロジェクトを始動

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ゆざきさかおみ「作りたい女と食べたい女」3巻が本日11月15日に発売。これに合わせて同作発のチャリティプロジェクト「#物語のままで終わらせない」が始動し、本日の朝日新聞朝刊に全15段広告が掲載された。

朝日新聞朝刊に掲載された広告。

朝日新聞朝刊に掲載された広告。

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「#物語のままで終わらせない」は、日本での同性婚法制化の実現を目指すためのプロジェクト。「作りたい女と食べたい女」のオリジナルチャリティグッズを販売し、その売り上げから制作費と諸経費を除いた金額が「公益社団法人 Marriage For All Japan 結婚の自由をすべての人に」へと寄付される。

オリジナルチャリティグッズは、“レインボーフラッグ×食べ物”をテーマにしたオリジナルステッカー3種の「コーヒーセット」、ステッカー3種にマグカップが付く「パンケーキセット」、ステッカー3種とマグカップにトートバッグが付く「オムライスセット」の3セットが用意された。マグカップ、トートバッグの単品販売はなくセットのみの販売となる。

作者のゆざきは「#物語のままで終わらせない」プロジェクトについて「フィクションのなかでは自由に描かれる一方で、現実では性的マイノリティのひとたちの権利が制限されている」「そんな現状を、物語を楽しむひとたちにも知ってほしい」「同性愛を描く人間として、できることはないかと考え、企画したのがこの『作りたい女と食べたい女』チャリティプロジェクトです」とコメントした。

「作りたい女と食べたい女」は料理が趣味の女性・野本さんと、大食いの女性・春日さんの出会いから始まる物語。女性を取り巻く現実や女性同士の連帯、2人の間で育まれる恋愛などを描いており、TVドラマ化が決定している。

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ゆざきさかおみコメント

たくさんのGL・BL作品、同性愛表象が存在するこの国で、
同性婚が法制化されていないという事実がずっと不思議でなりませんでした。

フィクションのなかでは自由に描かれる一方で、
現実では性的マイノリティのひとたちの権利が制限されている。
そんな現状を、物語を楽しむひとたちにも知ってほしい。
同性愛を描く人間として、できることはないかと考え、
企画したのがこの『作りたい女と食べたい女』チャリティプロジェクトです。

好きなひととでもいい、自分ひとりでもいい。
誰もが望む未来を選択できる社会になってほしい。
その実現への一歩を、一緒に踏み出してみませんか。

「公益社団法人 Marriage For All Japan 結婚の自由をすべての人に」コメント

自分と相手の性別によって結婚が制限されない社会。
性別にかかわらず、結婚を選べる社会。
それは、日本では夢物語と思われてきたかもしれません。

婚姻の平等(同性婚の法制化)は、日本でもきっと実現します。
けれど、ただ待っているだけでは、その日はなかなかやってきません。

私たちマリフォーは、SNS等で情報を発信したりイベントを開催したりするほか、国会議員の方々と面談したり、賛同する企業が増えるよう動いたりしてきました。
いただいたチャリティは、法制化賛同の輪を
日本全国にさらに広めるために使わせていただきます。

その日の一日も早い実現のために、みなさんと共に歩んでいければ幸いです。

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