「新テニが盛り上がる確率…100%！」津田健次郎が断言も、PV観て「何の番組？（笑）」

許斐剛原作によるTVアニメ「新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP」のステージイベントが、東京・東京ビッグサイトで実施された「AnimeJapan 2022」で去る3月26日に行われた。

約10年ぶりのTVシリーズとして7月からテレビ東京ほかで放送される「新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP」。この日のイベントには、越前リョーマ役の皆川純子、大石秀一郎 / キコ・バレンティン役の近藤孝行、乾貞治 / ドゥドゥ・オバンドゥー役の津田健次郎、跡部景吾役の諏訪部順一が登壇した。

意外にも「AnimeJapan」のメインステージは初だという「テニスの王子様」。かつてブースでイベントが実施されたのも7年前だということが明かされると、キャスト陣も驚きを見せていた。イベントでは、昨年12月に開催された「ジャンプフェスタ2022」にて発表されていたアメリカ代表のキャストを振り返る場面も。青学メンバーを演じるキャストが兼ね役で出演することから、皆川が「この慣れ親しんだ名前のキャスト陣、安心するね。お母さんのお味噌汁みたいな（笑）」と食べ物に安心感を重ね合わせる。すると、近藤からは「アメリカ代表なのにお味噌汁ですか!?」、諏訪部からは「アメリカなんだからアップルパイとかにしなよ！（笑）」とツッコミが入った。一方、実際に演じている近藤と津田は自身が演じる大石とキコ、乾とドゥドゥの掛け合いが多いことに触れ、近藤は「やってくださいと言われたときは台本を二度見しました！」と驚いたことを明かす。ただ、アフレコについては「楽しくやれましたし、久々に皆さんと集まれることがうれしかったです」と振り返った。

最新情報として発表された各国代表のキャストには、利根健太朗、関智一、木村昴、興津和幸、花江夏樹の名前が並ぶ。アメリカ代表と打って代わり、「テニスの王子様」初参戦の面々を“テニプリファミリー”に迎えたことについて、すでに一緒に収録をしたという皆川は「アフレコでもみんな楽しそうにやっていてくれたこと、そしてテニプリファミリーが増えたことが素直にうれしかったです」 と話した。続けて解禁されたPVでは、各国代表の個性的なテニスシーンもお披露目。皆川が思わず「やだカッコいい…！」とこぼす一方、津田は「何の番組？（笑）」と驚き、近藤も「一見テニス番組に見えないですよね」と真面目に述べる。さらに馬上テニスを得意とするプランス・ルドヴィック・シャルダールの話題から、新たなテニスの可能性についてキャスト陣は妄想を繰り広げ、大いに盛り上がった。またPVにはさらっと流血シーンもあったことから、皆川はシリーズ初期の不動峰中・伊武深司との戦いでリョーマが流血して大ごとになっていたことを懐かしんでいた。

最後の挨拶では、津田が「新テニが盛り上がる確率…100%！」、諏訪部が「今年もテニプリの美技に、新テニの美技に...酔いな」と乾、跡部のセリフを交えてメッセージを送る。トリとなった皆川が「2001年のアニメ開始から21年の時を経て、またテレビでテニスの王子様をお届けできるとは夢にも思っていませんでした。これは皆さんがずっとテニプリを好きでいてくれるからです。いろいろ大変ですが私は元気です。皆さんもたくさん笑って元気で過ごしてください。そして7月の放送を楽しみに待っていてください。そしてこれからも私たちと、テニプリと一緒に手を繋いで歩いてください。ねえ、手繋いで一緒に歩いてよ。まだまだだね」と熱い思いを語り締めくくると、長い間鳴り止まない拍手が会場を包んだ。

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