「西島大介.com」誕生、Shopify使ったマンガのサブスクや会員コンテンツも

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西島大介の公式サイトが、本日12月17日に「西島大介.com」としてリニューアル。EコマースプラットフォームのShopifyを使用し、電子書籍の販売や、マンガのサブスクリプションサービスを展開している。

「西島大介.com」バナー

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「西島大介.com」のマンガ読み放題サービスは月額890円。ローンチタイトルとして34作品がラインナップされており、今後も既存作品を電子化したものや新作が毎月更新されていくことから、このサービスを公式では“西島大介の「更新され続ける大全集」”と表現している。会員向けの限定コンテンツも随時発信予定で、現在は「世界の終わりの魔法使い」私家版5巻、6巻のpdfを提供。12月31日までは、初月半額キャンペーンが実施中だ。

またオープン記念として「世界の終わりの魔法使い」1巻から3巻を無料公開中。「ディエンビエンフー」「ヤング・アライブ・イン・ラブ」「凹村戦争」などの試し読みも用意している。

西島大介コメント

西島大介

西島大介[拡大]

漫画家の西島大介です。

代表作の『ディエンビエンフー』『世界の終わりの魔法使い』は、どちらもスタートから完結まで15年以上の長い時間を費やしているシリーズです。しかし長期の連載で単行本の入手が困難になったり、出版社の移籍で単行本が揃えにくかったり、熱心な読者の皆さんに作品を適切にお届けできないことが度々発生していました。大長編はともかく、単巻で終わる作品はもっと入手困難。そして著作数は膨大。実際書店で、「西島さんの本、全然ないなぁ」と悲しい思いをした方も多いはず。しかし、新しいサービス「西島大介.com」があれば、その悲しみは無くなります。

「君を、もう、書店で泣かなくていいようにする!」が、サブスクリプション機能を実装する「西島大介.com」のミッションです。大長編シリーズ、書店では手に入らない単行本、レアな短編や設定資料、ネーム、企画書まで? 「西島大介.com」は作家個人の電子図書館であり電子美術館になるでしょう。世界一小さい、作家単位の「ディズニープラス」とも言えそうです。複数のアプリに配信される電子書籍の新作も「西島大介.com」では、先行配信する予定です。

新しい試み「西島大介.com」をTOGLさんのご協力のもと立ち上げられることをとても嬉しく思います。紙からデジタルへ、そして作家単位のサブスクへ。このエコシステムが整えば、例え出版業界が崩壊し、街から書店が消え失せても、完結した『ディエンビエンフー』のその先や、来年6部作で完結する『世界の終わりの魔法使い』の続きを、僕はビジネスの制約なく自由に描き適切にお届けできるようになるはずです。

豊かな発想で未来を実装。大切なのは初期衝動。「西島大介.com」ぜひご参加ください。

平田提(株式会社TOGL代表取締役)コメント

ご自身の人生や制作背景が作品に反映されていくのが西島さんの面白いところだと思っています。ただマンガ家ご本人がPRや収益手段の確保を続けるのはとても難しいこと。
カルチャーマガジンZing!(現在は終了)で一度編集を担当したご縁で何かお手伝いできないかと考えて西島さんとお話したところ、公式サイトのリニューアルやWeb編集エージェント業を弊社で一部担当させていただくことに。これからも西島大介ファン、マンガを愛するみなさんに喜んでいただけるサービスを続けていきたいと考えております。

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