同書では「鋼の錬金術師」の20年間の歩みを振り返りながら、荒川がアニメやゲーム、ノベライズ版などに向けて描き下ろした外伝マンガやイラストを、190ページにわたって一挙収録。また、荒川が当時を振り返る「思い出語り」、各メディアの監督・キャスト陣から届いた寄稿、約束の日を前にしたハボックとロスのエピソードを描いた完全新作ノベライズなども掲載される。なお12月18日からスタートする原画展「鋼の錬金術師展 RETURNS」の会場や一部通販では、同書に荒川のカラーイラスト制作現場に密着したDVDが付いた「鋼の錬金術師 20th ANNIVERSARY BOOK SPECIAL EDITION」を販売。有料Web番組「ハガレンナイトミュージアム」の視聴者も購入することができる。
「鋼の錬金術師展 RETURNS」の新情報も明らかに。展示原画点数が、2017年から2019年にかけて行われた原画展から約100点増加するほか、アメストリス軍の精鋭たちの名シーンやバトルシーンを紹介する「軍部エリア」、エドワードとアルフォンス、マスタング、ホークアイの戦いに焦点を当てた新規映像エリア「戦いの軌跡」が設置される。TVアニメ「鋼の錬金術師」と「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」や、劇場版などを振り返るアニメコーナーも拡充。2021年7月にTwitterで募集された、ファンからのメッセージの一部を展示するコーナーも設けられる。
また「鋼の錬金術師展 RETURNS」の新作グッズ情報も公開された。「鋼の錬金術師展 RETURNS」公式図録には2種の音声ガイドシナリオを特別収録。荒川の描き下ろしイラストを使用したトレーディングアクリルキーホルダー、「鋼の錬金術師」最終話が掲載された月刊少年ガンガン(スクウェア・エニックス)の表紙風パッケージのクッキーBOXのほか、雨の日のマスタングをダジャレで表現した「雨(飴)の日はいつも無能キャンディー」、作中の名場面やセリフをモチーフにしたトランプなどがラインナップに並ぶ。
鋼の錬金術師展 RETURNS
期間:2021年12月18日(土)~2022年1月16日(日)
会場:東京都 池袋・サンシャインシティ 展示ホールC
開場時間:10:00~18:00
入場料金:一般・大学生 2000円 / 中高生 1800円 / 小学生以下 1500円
期間:2022年3月12日(土)~6月26日(日)
会場:大阪府 ひらかたパーク イベントホール
Web番組「ハガレンナイトミュージアム」
配信期間:2022年2月5日(土)~2月11日(金・祝)
視聴チケット料金:1000円(税込)
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音響監督 三間雅文 @Sunma47
「鋼の錬金術師」20年の歩みを振り返る記念書籍発売、原画展の新グッズ情報も https://t.co/sMhXTdWLD5