東京国際映画祭でアニメーター・大塚康生特集、最新アニメの“主人公”にスポットも

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「第34回東京国際映画祭」の「ジャパニーズ・アニメーション部門」上映作品が発表された。

「飄々~拝啓、大塚康生様~」(c)TMS

「飄々~拝啓、大塚康生様~」(c)TMS

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10月30日から11月8日にかけて開催される「第34回東京国際映画祭」。今年は開催エリアを六本木から日比谷・有楽町・銀座へと移すほか、17年ぶりにプログラミングディレクターも変更された。「ジャパニーズ・アニメーション部門」は昨年に引き続き、アニメ評論家の藤津亮太がプログラミングアドバイザーを務める。

「じゃりン子チエ」(c)はるき悦巳/家内工業舎・東宝・ユニバーサルミュージック・TMS

「じゃりン子チエ」(c)はるき悦巳/家内工業舎・東宝・ユニバーサルミュージック・TMS[拡大]

「ジャパニーズ・アニメーション部門」のキーワードは「温故知新」。日本のアニメーション創成期から活躍し、今年3月に死去したアニメーター・大塚康生の功績を振り返る特集では、高畑勲監督映画「じゃりン子チエ」、東映動画の長編第6作「わんぱく王子の大蛇退治」、2015年に制作された大塚のドキュメンタリー「飄々~拝啓、大塚康生様~」が上映される。一方、最新アニメを取り上げる特集「2021年、主人公の背負うもの」では、湯浅政明監督作「犬王」、渡辺歩監督作「漁港の肉子ちゃん」、いしづかあつこ監督作「グッバイ、ドン・グリーズ!」、そして水島精二が総監督を務める「フラ・フラダンス」がスクリーンにかけられる。

なお特撮部門は50周年を迎えた「仮面ライダー」シリーズをピックアップ。3テーマそれぞれ、監督や関係者を招いてのマスタークラスも実施される。上映スケジュールなどの詳細は10月上旬に発表予定だ。

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第34回東京国際映画祭

開催期間:2021年10月30日(土)~11月8日(月)

会場:東京都 日比谷・有楽町・銀座地区

ジャパニーズアニメーション部門

TIFFマスタークラス

「2021年、主人公の背負うもの」
「アニメーター・大塚康生の足跡」
「『仮面ライダー』の未来へ」

2021年、主人公の背負うもの

犬王
漁港の肉子ちゃん
「グッバイ、ドン・グリーズ!」
フラ・フラダンス

アニメーター・大塚康生の足跡

「じゃりン子チエ」
飄々~拝啓、大塚康生様~
わんぱく王子の大蛇退治

「仮面ライダー」の未来へ

「仮面ライダー対ショッカー」
「仮面ライダー対じごく大使」
「仮面ライダーV3対デストロン怪人」
「仮面ライダーBLACK 鬼ヶ島へ急行せよ」
「劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」
「仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ」

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