劇場アニメ「鹿の王」新予告映像＆ビジュアル公開、主題歌情報はmiletの書き下ろし

劇場アニメ「鹿の王 ユナと約束の旅」の新予告映像、新ビジュアル、主題歌情報が公開された。

新たな予告映像では、堤真一演じるヴァン、竹内涼真演じるホッサル、杏演じるサエら主要人物たちの声が解禁に。シンガーソングライターのmiletが書き下ろした主題歌「One Reason」を聴くこともできる。新ビジュアルは安藤雅司監督が描いたティザービジュアルをコンセプトに作成され、過酷な運命に立ち向かう戦士・ヴァンと、彼が抱える少女ユナらが描かれた。

9月10日に公開される「鹿の王 ユナと約束の旅」は、上橋菜穂子の小説を原作に、世界を侵食する謎の病から生き延びた孤独な戦士・ヴァンと、彼が拾った幼い少女・ユナ、そして謎の病の治療法を探す天才医師・ホッサルを描くファンタジー。監督は安藤雅司と宮地昌幸、脚本は岸本卓、制作はProduction I.Gが務める。また「アヌシー国際アニメーション映画祭2021」において長編部門のコンペティションに選出されている。

miletコメント

映画『鹿の王 ユナと約束の旅』の主題歌を担当させていただくことになりました。
「One Reason」は主題歌のお話しをいただき、小説・台本を読み、言葉たちから伝わる静かな森の匂いや温度を生々しく感じながら書き進めました。困難に立ち向かう小さな命たちが繋がり、一度きりの人生の中で大きな愛を生み出します。やはり、人間はあたたかい生き物なのです。そんなメッセージを抱きしめ、深い森を泳ぎ進むように歌わせていただきました。
ぜひ「鹿の王」の世界と一緒に主題歌「One Reason」も一緒に楽しんでいただけたら幸いです。

安藤雅司監督コメント

映画の制作中、プロデューサーより「今気になるアーティストはいるか？」と聞かれ、
「あのドラマの主題歌の…」と、その時最も耳に残る歌声として答えたのが、音楽には疎い自分は
お名前もよく存じ上げなかったmiletさんでした。
主題歌をお願いする時に、自分が伝えたイメージは『今ここに私があるのは私を大切に思ってくれたあなたがいたから…』という思いを、子から親に、あるいは大切な人に向けて伝える歌でした。それが映画の中の少女ユナから、彼女を守ってくれたヴァンに伝える思いと重なると美しいと考えました。
思い描いた通りの、本当に素敵な主題歌が生まれたと大変感謝しております。
ぜひ、この主題歌と共に、この映画が観る者の心に響くことを願っています。