Netflixにて独占配信されるアニメ「
7月8日より全世界に向けて配信される「BIOHAZARD:Infinite Darkness」。ゲーム「バイオハザード」シリーズの人気キャラクター、レオンとクレアの2人を軸に物語が展開される。イベントにはまず
物語序盤の舞台・ホワイトハウスの大統領執務室が再現されたイベントステージと、設置されたキャラクターパネルを見た登壇者一同は「すごい!」と大興奮の様子。その後のトークではゲーム「バイオハザード RE:2」に続きレオンとクレアを演じた森川と甲斐田が、アニメについてそれぞれ「待った甲斐があった!というぐらい素晴らしいし、いちファンとして楽しめました。出演者なので展開がわかっているのに手に汗握ってしまいました」「連続ドラマだけど1本の映画を観ているようで、あっという間に観終えてしまいました」と称賛する。またジェイソン役の立木は「この作品で役として生きているのが嬉しかったですね。これまでCGアニメで見たことないような映像美で、クオリティは断トツ。細かいところまでこだわっているので、絶対まばたき厳禁ですね!」と、シェンメイ役の潘は「ホワイトハウスのシーンを観たときに実写かと思うぐらい映像が素晴らしく、実写映画を観ているのに近い感覚でした。空気感や温度感まで映像から感じられるような作品になっています」と映像美に注目した。
演技について森川は「『バイオハザード』シリーズは作品によって年代が異なるのですが、今回は僕的にはやりやすくて、スッとレオンを演じることができました」、甲斐田は「私はクレアという役が好きなので、彼女の正義感や熱い部分、弱い人に優しかったり頼りがいがあるところ、そうした魅力を出せるように演じました」と振り返る。立木はジェイソンについて「この面構え、大好きなんですよ。ちょっと影や気になる過去があって、それでいて腕は立つ……これ以上ないぐらいの役でしたね」とコメント。母親が「バイオハザード」のファンであるという潘は「まさか出演して親孝行できると思いませんでした!」と興奮気味に話し、お気に入りのシーンとして、シェンメイがレオンから食事に誘われる場面を挙げた。
映画「海猿」シリーズや「MOZU」シリーズ、「太陽は動かない」などを手がけ、今回初めてアニメーション作品の制作に挑んだ羽住監督は、「キャラクターを作り上げるという意味では実写作品と同じ」と語る。世界190カ国に配信されることについては「想像がつかないけど、世界中にファンがいる『バイオハザード』の新作を作るということでワクワクして楽しかったです。今では不安より楽しみが勝っています」と自信を覗かせた。数々の「バイオハザード」シリーズ作品を世に送り出した小林プロデューサーは、人気キャラクターである主人公のレオンについて、自らも「一番好き!」と述べ、「これまでシリーズでいろんなレオンを描いてきましたが、その魅力は“人間くささ”。ちょっと軟派なところもあるけど決めるところは決める、人間らしくカッコいい男ということで、レオンを登場させてきました」とその魅力について言及。森川は「責任重大ですね」と小林プロデューサーの言葉を受け止めつつ、「レオンは新人警察官だった頃から演じさせて頂いているので、役者として最後まできっちり演じ切らないといけないと思いますね。がんばります!」と力強く意気込んだ。
ここでスペシャルゲストとして、「バイオハザード」ファンだという俳優の
トークコーナーの終わりにはアニメの配信を待ち望むファンへ、羽住監督と森川からメッセージが贈られる。羽住監督は「楽しみに待ってくださっている『バイオ』ファンはもちろん、アニメ版に触れたことがない人にも観てほしい作品なので、楽しんでご覧ください」、森川は「世界中の皆さんが待ちに待った作品かと思いますが、ファンはもちろんこのイベントで初めて本作を知った方も、本当に素晴らしい作品なのでぜひ楽しんでください」とコメントした。イベントのフィナーレには、レオンが本編で使用するロケットランチャーをイメージしたキャノン砲が登場。合図とともに登壇ゲストが一斉に発射し、華々しくエンディングを飾った。
関連記事
コミックナタリー @comic_natalie
【イベントレポート】“バイハ愛”溢れる原作ファンの城田優、アニメ「バイオハザード」を絶賛
https://t.co/rE8aJv5rqF
#バイオハザード #羽住英一郎 #小林裕幸 #森川智之 #甲斐田裕子 #立木文彦 #潘めぐみ #城田優 https://t.co/POK1vQiX00