新生「デジモン」三瓶由布子の太一は“骨太”、熱血ファン・高山一実も太鼓判

TVアニメ「デジモンアドベンチャー：」の完成披露試写会が、本日3月30日に東京・渋谷ストリームで開催。イベントには八神太一役の三瓶由布子、アグモン役の坂本千夏が登壇し、中盤には本作の応援団長を務める乃木坂46の高山一実が登壇した。

「デジモンアドベンチャー：」は、1999年にスタートしたTVアニメ第1作「デジモンアドベンチャー」をリブートした作品。TVアニメ第1作からアグモンを演じる坂本は、「いつもいつもフレッシュな気持ちで向き合っておりますが、今度のアグちゃんはなかなかできるやつです。身体能力も高くなりまして、私もついていくのが必死です（笑）」とタジタジに話す。一方、主人公を新たに務めることになった三瓶は「21年前にアニメを観ていた子供の1人だったので信じられない気持ちです。アグモンのパートナーになれて誇らしいなと思っております」と笑顔を見せた。

坂本は本作について「プロデューサーさんから、今回はバトルをがっつり見せたいというお話を伺いまして。私も第1話を観ましたが、まあよく戦ってます（笑）」と説明。三瓶は「私も第1話を観て、2020年の『デジモンアドベンチャー』なんだなと感じました。先ほど千夏さんがおっしゃった通り、バトルシーンが本当にカッコいい。映像もよく動くし、パソコンや携帯だったり、身の回りのアイテムなど細かいところも今の時代に合わせてブラッシュアップされてるんです。音楽もなかなか壮大ですよね」と述べる。

三瓶が演じる太一の話題になると、坂本は「男らしい、カッコいい太一でした！」とコメント。それに対し、三瓶も「現場でも皆さんに褒めていただいて。光子郎役の小林由美子さんは『息子に欲しい！』とおっしゃってくださって（笑）」と明かす。坂本も「骨太な男ですよね」と頷き、三瓶の低音も魅力的だと賞賛した。

ここで応援団長の高山が壇上に。高山は「小学生の頃からずっと『デジモン』が大好きです！ アニメを観ていた小学生の頃、同世代の太一たちが世界を救ったり、いろんなことにチャレンジしてる姿に感激して。デジモンたちもとにかくかわいすぎて、自分のもとにもデジヴァイスが届いてデジモンやってこないかなあと思っていました（笑）。大人になってからもう1回観ても刺さる部分がいっぱいあって、今も好きが止まらない状態です」と愛をあふれさせる。好きなデジモンを聞かれると「エンジェウーモンが好きです。パトモン（パートナーデジモン）がエンジェウーモンに進化するところとかは今でも忘れられないぐらい感動しました。子供の頃は好きすぎて、お母さんに『私、子供が生まれたら、エンジェちゃんとウーモンちゃんにするんだ』って話したのを覚えてるんです（笑）」と微笑ましいエピソードを披露した。

高山は「デジモンアドベンチャー：」を一足先に視聴し、「想像と違いました！」と驚いた様子。「第1話で仲間が全員揃うと思ったら、全員揃わないまま終わったなあと。でもアグモンのかわいさは健在で。『太一』ってもう一言だけで『ああ、やっぱりアグモンかわいい!!』っていうときめきもあり（笑）。昔からのファンとしては、第2話以降が楽しみすぎる第1話になっていました」と語った。

一方、坂本は本作の見どころについて「子供たちもデジモンもしばらく出揃わないようなので、どのように出会っていくのかが楽しみです」とコメント。三瓶は「当時は子供向けアニメとしては作りがクールというか、謎がたくさんちりばめられていて。今回のほうは戦闘シーンがすごくカッコよかったりとか、違う味付けでカッコいい作品になっていると思います。でも変わらず謎が世界に散らばっていたり、大人の皆さんが考察したくなるような展開もあるんじゃないかな」とアピールする。

最後に三瓶は「今、外に出られない時間も多い中で、お子さんたちを大冒険に連れて行けるように。そして当時自分がもらったドキドキやワクワクを皆さんに届けられるように、ご家族揃ってぜひ観ていただければと思います」と挨拶。坂本は「テレビで『デジモン』をお届けできることが本当にうれしく思います。早起きして、パジャマのまんまでもいいので家族で観てもらって話をして、一緒に歌なんて歌ってくれたりなんかしたら、楽しい時間になると思います」と呼びかけ、イベントは幕を閉じた。