コミックナタリー - マンガのニュースを毎日発信

「死役所」TVドラマ化!主演はTOKIO松岡昌宏、決めゼリフを20通り試す

5105

TVドラマ「死役所」ビジュアル(c)あずみきし/新潮社(c)「死役所」製作委員会

TVドラマ「死役所」ビジュアル(c)あずみきし/新潮社(c)「死役所」製作委員会

あずみきし「死役所」のTVドラマ化が決定した。主人公のシ村役を松岡昌宏が演じる。

月刊コミックバンチ(新潮社)にて連載中の「死役所」は、人々が死後に成仏のための手続きを行う場所“死役所”を舞台にした物語。貼り付いたような笑顔を浮かべるミステリアスな職員・シ村の前に、さまざまな過去を抱えた死者たちが訪れる。単行本は現在13巻まで刊行されており、累計部数は電子書籍版も含め300万部を突破。8月15日に放送されたTV番組「声優×怪談」にて、緒方恵美が本作を出典とする演目「自殺ですね?」を朗読したことでも話題になった。

今回のドラマ化決定にあたっては、主演の松岡、原作者のあずみきし、プロデューサーの倉地雄大からコメントが寄せられた。松岡はシ村が作中で言う定番のセリフ「お客様は仏様です」について言及。「僕は原作で軸となるシ村のこのセリフを相当練習しました。もう20パターンぐらいやって、やっと『これでいこう!』という自分の中でしっくりくる言い方を見つけました」と練習に励んだことを告白し、最後に視聴者に向けて「ぜひ仏の目で見てやってほしいと思います。優しい気持ちでご覧ください」とメッセージを送った。

TVドラマは10月よりテレビ東京にて放送開始。監督を湯浅弘章、棚澤孝義、酒井麻衣松本花奈蔵方政俊が務め、脚本を政池洋佑らが担当する。

松岡昌宏(シ村役)コメント

「死役所」主演の話を聞いたときの気持ち

原作を読ませていただいて非常に興味深い作品であったというのと、周りが全員「死役所」を読んでいたというのがあり、「どういう表現をしたらおもしろくなるかな?」というアイデアが自分の中で何個か浮かびました。「どのパターンで行こうか?」というのを考えられる楽しみがあるドラマだなと思い、「演者にとってやりがいのあるお仕事なのでぜひ!」という形で受けさせていただきました。

シ村について

亡くなった方特有というのか、血が通っていないという部分が非常にミステリアスです。そこに魅力があるなという。今まで意外と血が通った、熱血漢な役が多かったので、ある種新しい境地ではあるのかなと思っています。まあ「女装」という新しいパターンもありましたが(笑)
主人公「シ村」という役を年齢を重ねた今いただいてよかったなと思います。原作を読ませていただいて、「今より若い時期に頂いていたらリアリティがなかったのでは?」と思いました。40代ぐらいが一番この「シ村」という役に合っているのかなという気がしています。

深夜ドラマ主演への意気込み

僕が言うのも変な話ですが「なんかおもしろい」。新しいジャンルを今一番おもしろく攻めているなぁと思っています。「普通できないだろ!」ということを攻めて、いろんなものを作って、ブームを起こしている。元々僕もTOKIOで同じようなことを思って活動してきたので、いいチャンスを頂けて良かったと思っています。

撮影現場で楽しみにしていること

まずはいいチームを作りたい。いつも言っているんですが「現場のチーム感」は作品に出ますから。座長として、演者として緊張感はきちんと持ちながらも、その上で楽しい現場であれば、今回もいい作品ができると思います。どちらかと言うと今回の作品は少し客観視してやった方がいい作品になるだろうと思うので、変に力を入れることなくやりたいなと思っています。

視聴者に向けて

「お客様は仏様です」。
僕は原作で軸となるシ村のこのセリフを相当練習しました。もう20パターンぐらいやって、やっと「これでいこう!」という自分の中でしっくりくる言い方を見つけました。この言葉は、キャッチコピーであり、サブタイトル。漫画の原作タイトルである「死役所」というのが中心にあり、例えばドラマタイトルとして「死役所~お客様は仏様です~」とつくような。それぐらい大事な言葉です。
ぜひ仏の目で見てやってほしいと思います。優しい気持ちでご覧ください。

あずみきし(原作者)コメント

実写化なんて初めての経験で、小心者の作者は心からビビっています。
しかしいざ話が来ると好奇心が勝るものですね。自分の生み出したキャラが三次元の世界で動いたり笑ったり嫌味を言ったりするのかと思うとワクワクが止まりません。いや、そうは言ってもビビってるんですけどね。
未だガラケーを使用する作者は、未だガラケーの松岡さんに以前から勝手に親しみを感じておりました。
ガラケーも使えないであろうシ村さんとうまくやってくださると信じています。
テレ東さん×松岡さんの方程式、ビビりながらも楽しみにしています。
原作読者の皆様、一緒にビビりながら待ちましょう!

倉地雄大(プロデューサー)コメント

この「死役所」という作品と出会ったのは今から5年前。圧倒的なビジュアルと世界観、そして“シ村”というミステリアスで強烈な魅力を持つ闇の深い主人公。
さらに各エピソードによって様々な読後感を味わわせてくれるこの漫画は、“漫画好きなイチ読者”として目からウロコで、同じ“作品作りに携わる者”として激しく嫉妬して、それと同時に「この作品の映像化にチャレンジしたい!」という強烈な想いに駆られたことを、今でも覚えています。

あれから早5年。主演に時代劇からコメディまで、幅広く演じることに定評のある松岡昌宏さんをお迎えし、良い意味で非常にハードルの高い「死役所」を映像化できることに至極の喜びを感じています!
テレ東深夜ドラマらしくエッジの効いた、そして今秋、誰よりも多くの人の心に深く刺さるドラマにしたいと思っています!皆さま、どうぞご期待ください!

TVドラマ「死役所」

2019年10月よりテレビ東京ほかにて毎週水曜24:12から放送

原作:あずみきし「死役所」(バンチコミックス / 新潮社)
主演:松岡昌宏
チーフプロデューサー:山鹿達也(テレビ東京)
プロデューサー:倉地雄大(テレビ東京)、尾花典子(ジェイ・ストーム)、平体雄二(スタジオブルー)、瀬島翔(スタジオブルー)
監督:湯浅弘章、棚澤孝義、酒井麻衣松本花奈蔵方政俊
脚本:政池洋佑、三浦希紗、烏丸棗
制作:テレビ東京、ジェイ・ストーム、スタジオブルー
製作著作:「死役所」製作委員会

コミックナタリーをフォロー